悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

シン・シティ

1作目の作品。
続編はこの前見た。
続編も悪くはなかった。
この作品を見たのが随分と前なので、新たな気持で見ることが出来た。
そして久しぶりにこの映画を見た。
最初の作品のほうがインパクトがあるのかも。
原作はコミックらしい。
そういやコミック風の演出である。
モノクロでものすごくくっきりした映像。一部カラー着色していて、そういう表現自体がコミックを意識しているのだろうと思う。
俳優と一部のセットや道具以外はCGらしい。
わかりやすいストーリーと胸のすくような主人公たちの活躍。
コミックの世界観そのままである。
しかし、コミックだから許せる表現を実写でやってしまうと、グロい。
かなりグロい表現がある。
モノクロでコミック風だから、それほどエグさは感じないが、完全フルカラーだと別の作品になってしまいそうである。

3つの大きな物語があり、それぞれ主人公は違う。時間的なずれもある。
1つ目はミッキー・ローク演じる醜い大男マーブの純恋。
醜さ故に女に相手にされなかったが、美しい娼婦のゴールディと夢のような一夜を送る。
しかしゴールディは殺され、殺人の濡れ衣を負う。
2話目はクライブ・オーウェンが演じるドワイト。犯罪歴があり、それを逃れるために顔を変えた男。
自立した娼婦たちの街で起きた事件に巻き込まれる。
そして3話目が心臓の悪い老刑事ハーディガンを演じるブルース・ウィリス
幼女連続誘拐殺人という最悪の犯人はこの腐った待ちの支配者であるロアークの息子。
幼女はハーディガンの決死の救出劇で一命をとりとめたが、代わりにハーディガンは刑務所に。
幼女はやがて成長し美しいダンサーになる。ダンサーであるナンシーを演じるのはこの映画の顔でもあるジェシカ・アルバ。当時はまだ若く非常に魅力的である。

ロバート・ロドリゲス監督作品。

シン・シティ [Blu-ray]

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