悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

インテルAMT脆弱性

インテルAMTって今ひとつピンとこない。
個人でPCを利用している者にとってはそんなものだろう。
しかし法人で色々とセキュリティ的なことをきちんと管理しているところではAMTと言うのは重要な要素らしい。
Active Management Technology
いろんな横文字の機能がたくさんありすぎて、もううんざりなんだが、このAMTによってリモートでPCをコントロールしたりするすごい機能らしい。
リモートで情報を取得して遠隔操作するための技術らしい。
そりゃ凄いと思うが、それを逆利用されるとなるとこれほど恐ろしいことはない。
ここ10年に渡るインテルの主力CPUはすべてこの脆弱性の問題を抱えているらしい。
コンシューマー向けのCPUにはこの機能が組み込まれていないらしいから、我々とすれば関係ないが、対岸の火事とも言っていられない。

Wintelと言っていたこの世の春はおわろうとしているのか。
最近はソフトウェアの巨人MicrosoftとCPUの王者インテルは逆風が拭いているような気がする。
この2つの企業はこの20年ほどはまさに天下を取っていたと思う。
WindowsにあらざるものはPCとは呼べない時代。そしてインテルこそが正義。

アップルのスティーブ・ジョブズiPhoneを世界に広め、スマートフォンが近年の大ヒット商品であることは誰もが認めるところ。
そしてそのスマートフォンを多くの人に普及させたのがGoogleAndroid陣営である。
OSはWindowsからスマートデバイスへ。
Windowsスマートデバイスではことごとくコケまくっている。
Windows Embeded HandheldもWindows Mobileも全く見向きもされていないというのが現状。
まだまだ企業向けにPCというのは必要とされているので、すぐに無くなることはないが、一般の人には段々と使ってもらえなくなってくるかもしれない。
同時にPC用としては優れているインテルの高機能なCPUは高価で電力も沢山必要とするため、モバイルデバイスには向かない。
AtomというCPUも省電力タイプとして進めていたが、今ひとつのまま、今後は開発から手を引くとか。
CPUもARM系が主流になるのかも。
Snapdragonなどで有名なQualcommインテルに取って代わる日もあるかも。

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