悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ニュースをふたつ

昨日からの話題としては
女優の清水富美加が引退。
その理由が出家。
「?」である。
出家?何じゃそりゃ?
幸福の科学という宗教に入っている。
それはまだ良い。個人の自由だ。
しかし契約もまだ残っているのにそれを放置して今すぐやめるというのは大人のやることではない。
賠償金額は10億円にも登るとか。
ここまで売れっ子に育てるためにどれくらいのファンや事務所の人達、あるいはそれ以外にも世話になった人や業界の人達もいたはずである。
個人の自由だが、こんな辞め方はありなのか?
ここまでは軽いニュース。

もう一つは自宅に帰ってきてから知ったことだが、(つまり先程知ったこと)北朝鮮の前主席であった金正日の長男である金正男がマレーシアで北朝鮮女工作員によって暗殺されたらしい。
女工作員によって毒針による暗殺とか、まるで漫画や映画のような事件である。
金正男といえば、日本でディズニーランドに家族を連れていきたかったということで不正入国し、世間を騒がせた。
10数年前の出来事である。
その当時はなんと馬鹿な王子様だと思っていた。
王子と言うには全然ふさわしくない風貌で、妙に親近感が湧いたのか、その後の言動も行為を持って迎えられ、ネットのオタクたちの心をゲットした「マサオ」である。
彼がどんな人物であったのかはわからない。
ただ、西側のカメラの前に登場し、本人の肉声でインタビューに答えているだけでも庶民はその人柄を知ることができる。
もちろん全部をわかるわけではないが、多くの人間が感じるところは同じようなものだと思う。
その点、父親である金正日や現在の主席の金正恩は西側のカメラの前に立つことはまずありえないし、西側のテレビ局のインタビューに応じることままずあるまい。
どこまでもベールに包まれた国のベールに包まれた怪しい人物ダル。
その点、「マサオ」は違った。
冴えない風貌はともかく、その肉声はごく不通に人間の言葉そのものであり、その内容も普通に理解できるものである。
なぜ殺されなければならないのかは分からないが、やはり邪魔者だからなのか?
穿った見方をしてみると、利用価値がなくなったから、北朝鮮の手先に殺させたと考えたりもする。
「マサオ」は祖国北朝鮮に帰れなかった。
帰国すると身に危険が及ぶことを知っていたからだろう。
しかし彼が海外で生活、活動するにも支援者がいたはずであり、その支援者が利用価値がなくなったことによって見捨てたとか。


まあ、謎だらけだが、貴重な北朝鮮の謎を知る手がかりがまた消えたことは確かだと思う。

訂正
金日成は主席
金正日は総書記
金正恩は第一書記
3人共主席と書いていたのは誤りでした。
名前が違うだけで権力のトップに居ることは変わらない。
そして3代世襲

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