面白かった。読みやすかった。
私の年代にはピッタリの作品かもしれない。
オイルショックもバブルも、その後ももちろん経験している年代。
今までの東野圭吾とはチョット雰囲気が違う。
ファンタジーっぽい感じもある。
なんとなく伊坂幸太郎風でもあるし、浅田次郎風でもある。
中国でも非常に人気があってよく読まれているらしい。
日本ブームで売れている小説。
ナミヤ雑貨店という全く繁盛していない雑貨店だが、そこのポストで悩み相談を行っている。
悩み相談一つ一つははじめ別の話であり、短編小説?と思ってしまうが、すべての話はどこかでつながってくる。
丸光園という児童施設に関わる人達を中心に描かれた過去と未来をつなぐファンタジー。
いい話である。

- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/11/22
- メディア: 文庫
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