ビースト・ストーリー

TSUTAYAだけっていうものを最近よく女房が借りてくる。
息子はパッケージにつられてB級作品をよく借りてきていたが、最近はパッケージを見て「これフラグ立っているな」なんていうようになってきて少しは成長したのかもしれない。
さてこの「TSUTAYAだけ」作品だが、息子は最初からそれほど乗り気ではなかった。
借りてきた女房は息子が好きそうだからという理由で借りてきただけで、見なかった。
結論から言うと見なくてもいいと思う。
高校生の主人公が実は養子で純血の狼男。ある時その血が目覚めたことを自覚しショックを受ける。
そして両親を殺してしまい、街から逃亡する。
逃亡する途中で怪しい男に出会い、とある街へ行くように言われる。そこは狼男の街であった。

狼男の純血種である主人公と数少なくなった純血種の街の娘と恋に落ちる。
純血種の娘を狙っていたのは街を支配する純血種の悪漢。実はコイツが主人公の父親で、父と母は愛し合っていたが、引き裂かれ、子供は養子に出された。母は自殺し、父親は世をすねて悪漢として生きることになる。
ついに父と息子の対決となり、父を倒すが、かつて父をはめたのはあの謎の怪しい男。

なんとも微妙な作品。CGではなく特殊メイクだと思うが、変身シーンもお金はかかってなさそう。
展開は悪くはないけど、目新しさも特にないし、「TSUTAYAだけ」の作品なんだろうなと思う。

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