悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

思い出のマーニー

ジブリの作品。
タイトルはもちろん知っているけど、会えてみようという気もあまり起きなかった。
女房が借りてきたので一緒に鑑賞。
女の子同士のレズっぽい話?という俗な話とは全然違っていた。
普通に感動できるいい話である。
しかしながら小さい子供が楽しめるような映画でもないし、楽しい映画でもない。
きれいな絵柄、風景。
ストーリーは盛り上がりに欠けるが、しっかりと作られていてる。大人向けの作品。
主人公のアンナは養女。今育ててもらっている人に対しても「お母さん」とは呼べずに「おばちゃん」と読んでいる。
友人もおらず、学校でも孤立しているような状況。
喘息の発作があるようだが、どうやら精神的なもののようであり、医者からのススメもあって北海道の知り合いのところに療養に来る。
療養先の近くに気になる建物があり、そこがマーニーの住む(住んでいた)別荘地。
途中からなんとなくわかってきたが、よくよく考えるとちょっとホラーな感じのする話でもある。
最期にスッキリとマーニーやアンナの生い立ちなどがはっきりするのでモヤモヤかなんはなく、気持ちが晴れる。
それでもものすごく楽しくなる映画ではない。
あとで知ったのだが、原作はイギリス文学らしい。なるほどと思う。

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