悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Officeインストール済みなのにOfficeがすぐに使えないパソコン

昨年秋くらいからOfficeの販売形態が変わったのか、メーカー製パソコンにプレインストールされているパソコンはOfficeプレミアムというなんだか上等な感じがする名前に変更された。
変更されたのは名前だけでなく、そのサービス自体も変わった模様。
まあ、Office2013からはメディアも付属せず、インストールはインターネット接続が大前提でパッケージを買っても名刺大のカード、プロダクトキーが書いてある紙があるだけで、後はダウンロードしてねということらしい。
以前はCDやDVDのメディアがあり、そのケースの裏にプロダクトキーの記載してあるシールが貼られていたが、今やメディアの提供はない。
Office2013が出た時も随分と大胆なことをするなあ、消費者そっちのけだな〜なんて末端の人間として見ていた。
会社のパソコンには入っているが、個人レベルでOfficeなんて不要。
むしろ邪魔なくらいだが、Officeの操作もできないようではどこも雇ってもらえないようなご時世。
WordやExcelはそこそこ使えないと困るらしい。営業さんあたりはPowerPointも必須なのかも。
というわけでパソコンを使う=Officeを使うというふうに考えている人もおり、Office入っていないパソコンは不良品だと文句をいう人もいる。
ともあれ、これだけ多くの人に指示されている(あるいは反感を買っている)MicrosoftOfficeであるが、パソコンのリテラシーが低い人も大勢いるにもかかわらず、販売する側は圧倒的な支配力に物を言わせてWindowsのアップデートやOSのアップグレードとともに非常に強引だと思っている。

Office2013の時はMicrosoftアカウントは必須ではなかった。
しかしプレミムになってからは必須なのである。
迷惑この上ない。
嫌なら使うなということなのだろうか。
いい加減、いろいろな会社でMicrosoftOfficeから離れてしまえばいいのにと思っている。
ま、業務で膨大なExcelのシートがあったり、マクロを組んでいたりすると互換オフィスでは使えないので困るのだろうが、多くの人が使っているのは互換オフィスで事足りることばかり。
レイアウトが崩れるとかそんなことはこの時代にあってどうでもいいことのような気もする。
もっと汎用性の高い文書フォーマットや表計算のフォーマットが定着すればいいのにと思う。
ま、文書はテキストファイルならどんなパソコンでも見れるのでこれは定着していると思うが。

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