悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

イコライザー

メチャクチャ面白かった。
ストーリー、演技、設定、アクション。
どれもこれも良かった。多分デンゼル・ワシントンに対するイメージもプラスに働いているとは思うけど。
別格の強さ。
そしてそれは肉体的なものだけではなく、深い洞察力、相手を圧倒的に上回る先を読む力に支えられている。
なので戦えないと思えるような状況でも常に先手で立ち回り、不利な状況を一変させる。

ホームセンターで働く真面目な社員、店員。
そこでは肥満に苦しむ若い真面目な青年の指導者としての一面はあるものの、ごく普通のオッサンである。
行きつけのカフェでうら若い娼婦がロシアンマフィアにいいようにこき使われている。
ここに登場するロシアマフィアは人間としてはクズ。サイテーである。
そしてうら若き娼婦を演じるのはクロエ・グレース・モレッツである。
こうやって見ると全然美人ではないが、若く無理をしている少女の役がぴったりである。
ともあれ、彼女を救うべく元CIAの凄腕の主人公マッコールが立ち上がる。
その強さは映画ならでは。
ちょっと残酷な殺し方もあるし、ホームセンターの売り物であるハンマーを武器に使って、後で拭いてからまた売り物として返すとか笑えるけど。
殺し方ひとつとっても個性があり、面白かった。
強さも肉体的な優位ではなく、予測力というか洞察力というか、圧倒している。
最期のBOSSを倒すのも本当にかっこいい。

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