ギリシャ神話の英雄ヘラクレス。
ゼウスの子供、半神半人の英雄。
本来はそういう設定だが、この映画は人間ヘラクレスである。
英雄の物語は作られたもので、多くが誇張である。
モノプロレスラーのスター、別名ザ・ロックのドウェイン・ジョンソンが主人公。
ヘラクレスは彼のような役者じゃないと無理。
いくらイケメンを持ってきてもゴツくて筋肉ムキムキでないと。
なんともわかりやすいストーリーで、仲間を引き連れ暴れるヘラクレス一味たち。
仲間も個性的でちょっと最初はとっつきにくいけど、いいやつばかりである。
馬ごと投げ飛ばすとか、鎖で繋がれていても引きちぎるとか「生身の人間」の設定である今回のヘラクレスはやっぱり人間を越えてしまっている。
とにかくどつく、投げる、蹴飛ばすなど腕力に物を言わせた戦い方であるが、兵士を統率する力も持っているカリスマである。
シンプルなストーリーで闘いがメインの映画。
深みを求めたりする人には非常につまらない映画だと思う。
ドウェイン・ジョンソンは愛嬌があり、この一風変わったヘラクレスは はまり役だろう。
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