HK変態仮面 - 悪魔の尻尾

タイトルから漂うB級映画臭。
しかしこの作品はジャンプ全盛期に連載された変態仮面という漫画の実写化の作品。
もちろん予算その他のことを考えると大作からは程遠い。

インパクトはあるが、二度見たいとは思わない作品だった。
主演の俳優はイケメンではないが、役に打ち込む姿はあの体を見ればわかる。
役作りのためにあの見事なムキムキマッチョな体は作れまい。
最初はパンティというかマスクをかぶるために顔は見えないので、代役？とも思ったが、主人公本人が演じていることは映画を見ればわかる。最期に顔出しするからだ。
所詮ギャグ漫画がベースなので、まじめに見る映画ではない。また真面目に見ようと思っても見れない。
主人公と主人公の母親役である片瀬那奈のぶっ壊れぶりが半端ない。
もともと主人公は小栗旬が名乗りを上げていたらしいが、事務所やスポンサーなど諸般の事情があり、主演で演じることはなかった。
そのほうが良いだろう。
爽やかイケメンの小栗旬のイメージを完全にぶっ壊すことができるほどのひどい作品だ。
ＳＭ嬢の片瀬那奈もすごくひどい女の役なので、事務所もおおっぴらに売り出すのは控えたのだろう。

もう無茶苦茶なストーリーと映像なので、シャラッと流せる人でないと見ていて辛いかもしれない。
R12なのでお子様でも一応見れる。
そういうことでHシーンなどはなく、安心だ。（どこが？ヌードやセックスシーンの方がマシかもｗｗｗ）

色々と見どころがありそうで期待すると思いっきり期待はずれな作品なので、バカバカしいB級作品を楽しめる心の余裕のある人にみて欲しい映画。

オープニングのマーベルの映画、スパイダーマンのパクリ？
漫画をペラペラめくるシーンから、キャストの文字、背景など完全にパクっている気がするのは私だけ？