女房がTSUTAYAで借りてきた。
本はとにかく良かった。
面倒臭がらずに今の若い世代に読んで欲しいと思った。
そういう思いをこの映画は伝えてくれるんだろうか?と期待してみたが、やっぱり本よりもそういった感動はなかった。
個人的には主人公宮部を通して、当時の日本、戦争、命、生きるということ、国に命を捧げるということ、色々とあるが、そのあたりをもっとアピールできたのではと思う。
若い人が戦争を感じてくれたのか、それともただの戦争当時の恋愛物語として見て終わってしまうのか。
原作にはなかったと思うけど、合コンのシーンで宮部の孫が怒って帰ったシーン。あれが現在の若い人の感覚そのままだと思う。
戦争のことについてもう少し説明があっても良かったと思うけれど、やはり映画の時間の関係でアレくらいが精一杯なのかもしれない。
おばあさん(松乃)のシーンなどが最後に描かれているが、それは必要だったのか疑問。
それでも良く出来ている映画だと思う。
零戦のシーンなどもちっぽけな感じはなく、良かった。
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