悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Windows8.1のサウンドレコーダー

Windows8からは使い慣れたデスクトップに加えて、モダンインターフェースとMicrosoftが読んでいるストアアプリの画面、つまりスタート画面がある。
PCのOSなんだが、スマートフォンタブレットの攻勢に危機意識を感じたMicrosoftがパソコンのOSでの支配を活かして、強引にタブレットOSと統合して一気に挽回しようと焦って作ったものでは?と思ってしまう。
総監督、プロデューーサーがいないのか?こんなに中途半端なものを出したのはやっぱり問題が多い。

iOSでもAndroidでもアプリは豊富だし、もはやスマホタブレットの分野でMicrosoftが巻き返すのはやっぱり無理なんだろうなあと思う。

Windowsストアでないと手に入らないアプリは殆ど無いし、そもそもあのアプリを使うくらいなら、普通に従来のアプリを使ったほうがはるかに良い。
タイルアプリの低機能をわざわざ使う理由はない。

IEもタイルとデスクトップ。
メールもタイルはあるが、デスクトップはフリーのWindowsLiveメールをダウンロードして使うしかない。
どちらもデスクトップ版と比べればものすごくしょぼい機能しかない。
使いづらくて仕方がない。

サウンドレコーダーもタイル版があったとは知らなかった。
今までWindowsにはサウンドレコーダーが付属していた。
大した機能はないけれど、とりあえずマイクがあれば録音ができる。
タイル版のサウンドレコーダーも録音はできる。
もともとシンプルなサウンドレコーダーにはタイル版でピッタリかもしれない。
しかし録音したデータは利用できない。
正確には利用できなくはないが、とても面倒くさい。
デスクトップ版のサウンドレコーダーは保存時にファイル名をつけたり、保存場所を指定できたりする。
当然保存したところにあるファイルをコピーして加工したり、移動したりも容易である。

しかし、タイル版のサウンドレコーダーにはそれすらできないらしい。
Microsoftの公式ページでも調べてみてびっくりした。
録音データはアプリ内に保存されると・・・。
え?
メールで共有をかけて、他のユーザーに送ることで移動できると…
は?
アプリを削除するとデータも消されると

なめてんじゃないの?何この糞仕様?


調べてみると保存場所はあった。
アプリの保存場所である隠しフォルダのAppData内の奥深くにあるフォルダに格納されている。

c:\Users\アカウント名\AppData\Local\Packages\Microsoft.WindowsSoundRecorder_8wekyb3d8bbwe\LocalState\Indexed\Recordings
のなかに録音したデータがある。

Microsoft.WindowsSoundRecorderの後の英数字はひょっとしたら他のPCでは異なるのかも…

録音データ形式MPEG-4オーディオ形式(m4a)

使えないアプリばかり作っているじゃないよ。
まあ、少ないとはいえ、探せばもっとまともな録音アプリがあるんだろうけど、あえてスタート画面で使う理由もないし。

NECのサイトではWindows8.1ではデスクトップ版とタイル版の2つがあるけど、デスクトップ版しか書かれていない。使うなと言っているようなものかな?
121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 014283

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