悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

代理出産、不妊治療

普通に子供を授かったものとしては、不妊治療や代理出産なんてものに対しては想像するしかない。
望んでも得られないものが子供であり、お金と余裕があればそれらを可能にしてしまうシステムを肯定することができない。
子供がほしいなら適切な年齢で結婚する必要があるし、結婚したら相応の責任と負担は覚悟しないといけない。
あれも欲しい、コレも欲しいと言うのは欲が深い。
もちろん若く結婚して、小作りに励んでも子宝に恵まれないカップルも居る。
不妊治療を受けたりすることに関してとやかくいうわけではないが、それでも代理母精子提供などの話を聞くとそこまでして子供を得ることに疑問を感じてしまう。

タイ、代理出産の話題でワイドショーを賑わせているが、噂によると光通信の御曹司だとか。
すべての子供父親とも言われているが、目的は一体何なのか?
最初は人身売買、臓器売買などのためのドナー?など相当アブナイイメージを持っていたが、実際その線の話は消えたのか気になるところ。
とりあえず、噂の御曹司は乳幼児の養育費もきちんと支払っており、子供がたくさん欲しかったということになっているが、巨大なビジネスを引き継ぐために必要な血ということであれば、まるでモンゴルの「蒼き狼と白き牝鹿」のチンギス・ハーンのようだと思ってしまった。

男性と女性の性差を考えると、女性にはどうしても子供を持つための年齢という問題がある。
キャリアを積む女性が増え、それは否定しないが、結婚を後回しにして、子作りを置いておいて、自分の仕事に打ち込む。
そしてそれらを勝ち抜いた後に子供がほしい、そういう女性、カップルはかなりいると思う。
その点、男性はある程度年齢が過ぎていても、地位とお金があれば、出産可能な女性との結婚が可能である。
どちらも否定はできないが、肯定したくない。
同年齢、近い年齢の者同士が結ばれるのが自然だと思う。
キャリアを積んだ女性が不妊治療に取り組んでいる姿を否定しないけれど、自分の仕事を優先した結果だと思うとなんだか素直に応援する気になれない。
ビジネスで成功して名誉と富を手にした男が若い女性と結婚するのもかなり嫌なものである。
結婚して夫婦で築き上げていくものだと思うのだが、やっぱり家庭を持つ、子供を育てるというのは負担なんだろうか?

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