悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ワールドカップ終了

勝戦は延長線にもつれ込んだものの、前評判通りドイツがアルゼンチンを下し、4度目の優勝を飾った。
大会MVPにはアルゼンチンのメッシ。
得点王にはコロンビアのハメス・ロドリゲス
最優秀ゴールキーパーにはノイアーが選ばれた。
メッシのMVPには賛否両論。
確かに決勝トーナメントに来て得点を取れないメッシは守備をするわけでもなく、運動量も少なく、試合中には存在を消している時間帯も多かった。
それに引き換え、この大会では圧倒的なスピードとスタミナを見せつけたロッベンこそふさわしいという意見も多い。
あるいは優勝国のドイツのミュラーが妥当という意見もあったが、ノイアーの評価が高かった。
あのオリバー・カーンがMVPをとったくらいだから、それと比べるとノイアーのほうが上。安定のセーブ力に加えて、事前に相手のチャンスを潰すフィールドプレイヤー並みの運動量と技術。そしてキーパーから始まるカウンター攻撃、高いフィード力も評価が高い。

前日の3位決定戦でブラジルはまたしても0-3と大敗を喫し、開催国、サッカー王国という名を怪我してしまった。
守備の要であるキャプテン、チアゴ・シウバが復帰したが、そのチアゴ・シウバが開始早々にロッベンのスピードについていけずファウルでPKを与えた。
実力でオランダにもおよばなかったのは試合を見ればわかる。

勝戦はまだ見ていない。見せ場はそれなりにあっただろうが、決勝トーナメントになると負ければそこで終わり。どうしても負けないサッカー(言い換えればつまらないサッカー)になりやすい。
勝つためには仕方ないのかもしれない。

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