ゴジラｖｓスペースゴジラ

なんだかすごい映画だった。
これも息子に頼まれてレンタルしてきたもの。そして一緒に見た。
敵役はスペースゴジラというなんかの結晶に包まれた変なゴジラである。
ブラックホールからゴジラ細胞がどうたらこうたら…よくわからんがすごい怪獣らしい。
本来はゴジラを倒すことが目的だったのだが、はるかに脅威となるスペースゴジラの登場で地球の滅亡の危機が迫る。
対ゴジラ用の兵器であるモゲラ。MOGERA。 Mobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-typeの略称らしいが、無茶苦茶こじつけっぽくてなんか強引。もぐら型のロボットだからモゲラでいいんじゃないの？と思ってしまう。

主人公は橋爪淳という俳優。二枚目だが、あんまり売れなかったのか、全然知らない。
ヒロインはずっと小高恵美。東宝シンデレラなので会社を上げてのバックアップがあればこそ。
この子もパッとしないな。
若き日の柄本明。今の私よりも若いと思う。時代を感じる。そして息子の柄本佑とそっくり。親子ってやっぱり似るんだなと思う。
もう一人のヒロインに吉川十和子。この映画の後、世間を騒がせる君島一郎の息子の嫁となって引退する。当時はそれほど有名ではないが、この作品の頃が一番きれいではなかったか。長身で見栄えするので小柄な東宝シンデレラの小高恵美が少し貧相に見えてかわいそう。

インファント島の小美人がコスモスとして登場。モスラとセットとはいえ、彼女たちが必要だったのかは疑問。
そしてゴジラの息子であるリトルゴジラの必要性も全く不明。大きくなって無敵のゴジラを倒すよりも弱い間に駆除するのが基本だと思うが、対Gフォースの方々もリトルゴジラと仲が良いようで違和感がある。
リアル志向からやっぱり子供向けにかじを切ったのでは？

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