悪魔の尻尾

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マイティ・ソー2 ダーク・ワールド

本日から公開の映画「マイティ・ソー ダーク・ワールド」を息子と見てきた。3Dで吹き替え版である。
前作は映画館ではなく、DVDを借りて鑑賞。日本で馴染みの薄いマイティ・ソーで興行成績もぱっとしなかったようだが、我が家ではマーベルやDCコミックなどのいわゆるアメコミヒーロー物は概ね好評なのだ。
日本のなんちゃってヒーロー物、お子様系はもう息子も見たがらないし、私もあんまり興味が無い。
たまにDVD借りてみるけどwww
いっぽう、アベンジャーズを見るにあたってというわけではなく、いくつかのマーベル作品を見ているとエンドロールの後におまけムービーがあり、それらがアベンジャーズ計画につながっていくということを知る。
その時はアメコミのマイティ・ソーなど知らなかったのだが、息子がインターネットで色々調べ、見てみたいということでレンタルをしてみたものだ。
浅野忠信が出演しているとのことで話題になったくらいだったが、肝心の浅野忠信は活躍シーンも台詞も少なく、ストーリーに影響なし。
主演のクリス・ヘムズワースは新人ながら堂々たる体格で雰囲気があった。
そしてアベンジャーズへ。アベンジャーズはアイアンマンあっての映画となってしまったが、その引き立て役というわけではないが、十分な存在感を示した。なんたって神だからね。
そしてアベンジャーズの騒動の元になった悪役として登場したのが弟のロキ。その点でもマイティ・ソーはもっと目立ってもいいはず。
今回もロキは非常にいい味を出しており、息子いわくロキあっての映画らしい。海外でも独特の魅力で人気があるようだ。

ソーは宇宙の平和を守るため敵と戦い、父親である王、オーディンからも信頼を勝ち取る。
しかし心は地球人の科学者ジェーンに向いている。
かつてこの世界を手中に収めようとするダーク・エルフのマレキスがソーの祖父であるボーによって滅ぼされ、恐るべき武器?エーテルは地中深くへ封じ込められる。しかしマレキスは逃げ、機会を再起の機会を長年伺っている。
地球では科学者のジェーンはソーを待ち焦がれているのか、それとも科学者の知的好奇心からか様々な異常をチェックしている。助手のダーシーの知らせを受け超常現象の現場を発見。そこでジェーンはエーテルを体内に取り込んでしまう。
エーテルの存在はマレキス率いるダーク・エルフとアスガルドも知るところとなり、ダーク・エルフの襲撃を受け、母のフリッガが亡くなる。王は彼女をマレキスの手に渡らないようにしようとするが、ソーはそれは無理だと判断。あえて彼女を囮にマレキスとの対決に挑む。
アベンジャーズの騒動により監獄に収容されているロキがダーク・エルフの世界へ行くための鍵となる。彼を一時的に開放し、彼とジェーンとともにダーク・エルフの世界へと行く。
今回の作品ではあちらの世界とこちらの世界が自由に行き来できるという点がポイントであり、最終決戦の場所はロンドンのケンブリッジ。そこでソーはマレキスを討ち果たす。

ストーリーはありきたりだが、登場人物たちがユニークである。爆笑というシーンはないが、前作やアベンジャーズを見ていた人にはきちんと分かるだろう。
前回活躍した?チーム・ソーの面々、チームスリーというらしいが、今回もあんまり活躍していない。本当にチョイ役。つまり浅野忠信も今回もチョイ役ということである。
一方いい味を出して笑いを撮っていたのはジェーンの助手のダーシー。そしてアベンジャーではロキに操られて世界を破滅へ導こうとした科学者のエリック・セルビク博士である。セルビク博士の登場シーンはあまりにも変態すぎてかえってドン引きするかもしれない。個人的には助手ダーシーとダーシーの助手、つまり助手の助手がいて面白かった。
今回のロキの役どころ、立ち回りも面白い。さらばロキとなっているような文字も見たが、映画の中でもマレキスと刺し違えて亡くなるということになっているが、それは見てのお楽しみ?

今回も今日は初日。しかも土曜日だが、空席が目立つように今回も興行的には苦戦しそう。日本ではこの手の映画は受けないのだろうかね。残念


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