悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

プリンターがお亡くなりになりました MP600

エラー5010
プリンタトラブルが発生しました。


購入したのはおそらく2006年の年末だったと思うので、7年以上使用していることになると思う。
オープン価格になって久しいのでメーカー希望小売価格というものはないが、購入時は25000円位だったはず。
当時ですら非常に安くなったと感じていたが、その後の家庭用のプリンター、複合機の価格破壊のスピードは凄まじく、時々1980円とか2980円とかびっくりするような価格でたたき売りに出されていることがある。
あ、もちろんこの機種を含む、キャノン、エプソンではそんな安売り商品は見たこがない。大体格安で並んでいるものはだいたいレックスマークか型落ちのHPである。
HPはレノボに抜かれるまでは世界最大のPCメーカーでもあったわけで、欧米での人気と比べて国内では評価が低い。確かNECのプリンタやシャープの複合機も同じものだったと思う。古くはインクヘッド一体型のカートリッジで目詰りしてもインクを交換したら大丈夫というのが売りだった。
今もインクジェットプリンターの宿命だが、当時はインク目詰りが多く、そのたびに修理で役1万円ということだった。プリンターが高価な周辺機器だったので1万円出しても修理する人が多かったと思う。今はどうだろう?修理費用はバカバカしいと思う。

さて、プリンターの調子が悪かったのは年末から。年賀状はなんとか印刷できたのだが、年が明けて年賀状の返信をしようとしたら宛名面が印刷できない。そして黒い部分が印刷できない状態が続いていた。
カラーで組み合わせているためか、カラー印刷時には微妙な色で出ていた。

そういう点で朝から女房に強く嫌味を言われたが、プリンターが印刷できないのがまるで私のせい?と言わんばかりであった。
ちょっと待てよ。プリンターがおかしいのは今に始まったことではない。だましだまし印刷していたが、ついに逝ってしまったということだ。それを朝一番から嫌味ったらしく言われてはたまらない。
まあ、愚痴になってしまった。

私はプリンターなんてなくても今は特に困らないが、女房子供は違うらしい。
PCがほぼ毎日稼働しているもので3台もあるくらいだから、プリンターは1台は必要だ。すぐにも買わないといけない。年末からわかっていたことだから、放置していた私が悪いということなのか?
ホットプレートを買いに行った時に、何度か買おうといっていたのだが、元来家計を握る大蔵大臣としてはまだインク何とか出ているし、インク変えれば無理かな?というノリだった。
そして調子が悪くなった原因は私だということになるらしい。インク代をケチって互換インクを長らく使い続けているからだと。
確かに一理ある。メーカーとしては互換インクは故障の可能性があるから使うなと。そら当然言うわな。メーカーだし、プリンターが安いとなるとインクで儲けないといけないし。
キャノンの純正インクは2-3回購入して交換したと思うが、やはり高すぎる。カラー4色とブラック1色全部を替えるとなると4000円以上かかるわけだ。黒1色購入するのでも1000円はする。
そしてインクは常に私が買うことになる。量販店やAmazonを利用して購入する。はじめはエコリカなど互換インクでもブランド物を使っていた。互換インクのブランド物という言い方も変だが、エコリカはやっぱり信頼性が高いのかトラブルは一度もなかった。まあ、プリンターがそれほど古くなかったということもあるかもしれない。それにエコリカは確かに互換インクで純正よりは安いが、エコリカ自身はそれなりに価格である。純正が1本1000円ならエコリカは700円位だろうか?それほど懐にはやさしくない。
Amazonで購入するようになってしばらくになるが、目立つのが互換インクを販売しているところが結構あるということである。しかもびっくりするような価格である。カラーインク1本分の値段で5色セットが買えるほどである。最初は不安だったが、価格には変えられない。互換インクを購入しだしてからはそれほど痛い(懐的に)と思わなくなった。
インクが切れて印刷できないとガミガミ言われるので互換インクを買い置きしてそれを交換したりして…。
女房は職場のともにうちの旦那がケチって互換インクを購入していることを伝えていろいろ言われたらしく、そんなインクを使っていたら壊れると言われたと言ってきたが、だからといってインクを買ってくれるわけでもない。
プリンターの価格がアホくらい安くなったこの時代にインクの価格が馬鹿らしいことを伝え、しかももう何年も使っている。壊れるときは純正インクでも壊れるし、故障したら修理に出す気はない、買い換えると豪語していた。

PCを使って長いので今までプリンターのトラブルも結構あった。最近のプリンターは性能が良くて設定も難しくはない。(と思っている)

今までのプリンターを使った感想をここで。

初めてのプリンターはPC-PR101L?かそんな型番だったように思う。熱転写カラープリンターというジャンルになるが、ワープロのインクリボンで印刷する方式と同じ。当然コストパファーマンスは恐ろしく悪い。黒はまだしもカラーインクカートリッジの仕組みは本当に馬鹿げていて、1枚カラー印刷をするとカートリッジを1本消費してしまうほどだ。数センチ間隔でカラーインクを交互につけてあるカートリッジで、例えば赤を印刷するときには赤のインク部分まで先送りし、他の色の部分は無駄になるのである。カラーなのでそれらの色を組み合わせるが、バカバカしくなるほど効率が悪い。当然独身時代である。

インクリボンのコストのバカらしさより高価なドットインパクトプリンターを購入。これは使えた。初めてのドットインパクトプリンタはPC-PR201だったと思う。印字品質なんて今の時代から見ればふざけてんのか?というくらい悪い。しかしコストは安い。大量印刷には向く。めちゃくちゃ重いが故障しない。そういう印象だった。インクカートリッジはそれなりの値段だが、色が薄くなっていくだけでいつまでも使える。カラー印刷はおまけ程度。本当にひどい品質だ。社員印刷難点とても無理。
Windows時代になってもドットインパクトプリンターをしばらく愛用していた。家業で印刷することも結構あったということもある。エプソンのVPシリーズ。型番は忘れたなあ。これはNECのドットインパクトプリンターよりも良かった印象がある。連続しを箱で購入して大量に印刷していたような記憶もある。インクカートリッジも極限まで使用してコスパは抜群だった。

カラー印刷をしない場合はドットインパクトプリンターはコスト面では最高である。
しかしPCが進化し、Windowsの時代になるとカラフルな画面を見る機会が多くなり、カラープリンターが欲しくなる。
初めて購入したインクジェットプリンターエプソン。MJ500Cとかいうしょぼい機種。カラーインクと黒インクを交換市内とカラー印刷できないタイプ。これのカラー印刷は感動的であった。汚いドットインパクトプリンターとは大違い。これだとカラーイラストなども綺麗に印刷できる。しかし写真を印刷するにはまだにじみがひどかった。おそらく紙質のせいもあるけど。
それよりも目詰まりがひどかった。1年ほど使って廃棄処分となった。何度もクリーニングしては目詰りするということを繰り返した。インクが高いということもあったが、仕事でドットインパクトプリンターがあったし、デジカメなんてなかった時代にカラー印刷も思ったほど必要なかったからである。そもそも今もプリントする機会は個人的にはあまりないが。

飽きもせずしばらくしてエプソンのプリンターを購入する。PM-2000C。これは名機だったのではないだろうか?仕事でも使用していたし、長く使っていた。インターフェースはまだこの頃はパラレルだった。写真画質の大型プリンターで59800円位だったと思う。ドットインパクトプリンターが20万円くらいしていたし、しょぼいMJ500Cも結構な価格だったと思う。
このプリンターは何年使っていたかわからないが、ローラーが滑りだして紙詰まりを多発し、廃棄。MP600購入に至る。

印刷ができないのでやいのやいの言われる前にプリンターを買って使えるようにしておこう。
私はあんまり必要ないものでも家族にとっては必需品なのだろう。もっぱらコピー機として活躍しているようだが。

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