悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

田中将大ヤンキース入り

今日はこのニュースばかりだった。
当然だろう。ポスティングでもめていてその後の動向がどうなるかと思われていたが、まずは日米の合意となって仕組みが変わった。
結局球団に入る金は減ったが、交渉次第で選手個人は非常に大きな金額を手にする可能性が出たわけで、田中投手はその恩恵を受けたことになる。
7年間で160億円以上という途方も無い金額だ。奥さんの里田まいはあげまん中のあげまんということになるのだろうか。
さて、田中の金額が高いのか安いのかは今年の田中の活躍次第。
そしてそれに比較してダルビッシュは非常にお安く買えたことになる。
日本にいるときはダルビッシュと田中ではどう見てもダルビッシュのほうが上の評価である。非常に仲の良い二人だが、ダルに取っては面白く無いだろう。
ダルが安かったのは為替のせいもあるだろうけど、やはり一番の問題は松坂だろう。思ったほどの数字、成績を残せなかった。活躍したという印象はない。
考えれば日本でもダルや田中と比べるとそうでもなかったような気もするから不思議だ。
実際は松坂も相当良い成績を残してメジャー移籍したわけだが。
ダルビッシュの数字と比べても田中の数字は十分に素晴らしい。
松坂、ダルビッシュ、田中という近年メジャーに行った大物投手は比べられることが多いと思う。
豪腕の松坂のイメージだが、与四球が多く、コントロールが悪いイメージ。速球のイメージが強いがいくつかの種類のあるスライダーが素晴らしい。与四球が多くても脱三振も多くて大味なピッチングという点では野茂に似ているかもしれない。近年は低迷を極めている。もはや表舞台で活躍することは厳しいだろう。
ダルビッシュはデビューこそ松坂よりも悪いが、3年目くらいからメキメキ当確を表し、打てない投手というイメージ。調子のいい時のダルビッシュは手がつけられない。長身で球速も速いが、ストレートは大したことがないが変化球には自信があると本人がい言う通り非常に器用で多彩な変化球を持っている。これだけの大柄な選手にもかかわらず天才的なのだろう。打たれないがあまり勝てないのも特徴かもしれない。個人的にはメジャーでのノーヒットノーラン完全試合を期待する。
そして田中将大。数字を見るともちろん素晴らしいが、防御率、つまり打たれないということに関してはダルビッシュよりも低いように思う。ダルビッシュが打たれない投手なら田中は負けない投手ということか。ストレートとスライダーは高校時代から別格。それに加えてスプリットが田中の武器。上原がフォーク(スプリット)とストレートであれだけの活躍をしたところを見るとコントロールされたスプリットを武器に活躍できる可能性は高い。

今年もメジャーでの活躍を期待したい。

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