悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

AK47 カラシニコフ

特に銃や兵器に詳しくない私でも知っている銃。世界で最も人を殺した銃とも言われるAK47旧ソ連の銃の設計者として有名なカラシニコフ氏が亡くなった。
この優秀な銃は世界中で模造品が作られ、現在も世界の各地でAK47やその模造品が人を殺している。
しかしカラシニコフ氏が悪いのではなく、あくまで戦争の時に自国を守る必要性から開発したものらしい。ドイツには強力な機関銃があり、国を守るために優秀な銃が必要だと強く感じて開発したらしい。そしてその通り非常に優秀な銃として今も使われているほどである。
今となっては雑な作りなのかもしれないが、メンテナンス性が高く、特に高度な教育を受けなくても発射でき、しかも少々乱雑に扱っても故障しないという点が優秀なのである。
私の中では性能的にはイマイチのイメージしかない。それは殺傷能力というよりも命中精度などのことである。
ゲームなどに登場する時、AK47は安価で性能が低い、簡単に手に入るという位置づけである。
性能的にはずっと優れた銃が現在はあるためだろう。それらの高性能な銃は製造できるところが限られているし、銃弾も入手は簡単ではない。高性能な銃は一部の軍にしかない(はずだ)し、当然入手は困難。銃弾を入手することも当然難しい。

しかしこのAK47という銃は世界中の国で作られているらしく、オリジナルだけでなく様々なタイプを含めると1億丁もの銃が現存しているとも言われている。
考えれば恐ろしいことである。命中度は低いが、殺傷能力は高く、銃、銃弾とも入手が簡単で簡単に扱えるとなるとこの銃によって多くの人が死んでいくというのはだれでもわかることである。

ともあれ、銃火器好きな人にとっては傑作なのだろう。すでに開発されて半世紀以上、47は1947年式ということらしいから本当に長い間使われている銃である。

コピー、改良を含めると本当に恐ろしいほどのバリエーションがありそうで余程の銃火器のマニアでないと判別はできないのではないのだろうか。

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