映画館で見てきた映画で今年見た映画では一番良かったような気がする。
今日はAmazonにてブルーレイを購入して映画館に行かなかった女房とともに一緒に映画館に行った息子の解説付きで自宅で鑑賞。
まあ、感動大作というには程遠いが、怪獣映画を真面目に作り、そしてこういう映画を見るのが好きな人のことがわかっている監督さんが作った映画。
冒頭から地球、人類の存続を脅かすKAIJUが登場。その怪獣を現在の兵器でやっと倒すが、平和は訪れず、次から次へとKAIJUが登場。そして人類は現在の兵器では倒せないと考え人型巨大ロボットのイェーガーを開発する。人間が操縦するが初期のイェーガーは一人で操縦するタイプで負担が大きすぎるため、二人のパイロットのものへと進化。そして二人の脳をシンクロさせるというところが少し捻りがきいている。多くのKAIJUを葬り去ったジプシー・デンジャーを操るペケット兄弟だが、兄が戦士。残された弟が生還したところで長い長いオープニングが終わり、タイトルが出てくる。
これだけ見ても本当に出し惜しみ感のない怪獣vs巨大ロボットの映画、質の高い映画だということがわかる。
役者も良かった。主演はもちろん、森マコの子供時代を演じた芦田愛菜はやっぱりただの子役とは一味違う。怪獣の死体を闇市場でさばく商人役のロン・パールマンも非常に味がある。そして無名ながらも怪獣オタクの生物学者と確率論の数学者の二人の科学者コンビが非常に面白い。
是非続編を作ってもらいたいとも思うが、続編でトーンダウンしても面白く無いので、この1作で打ち止めでも良いのかもしれない。
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