悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

据置型ゲーム機

先日ヤマダ電機でTVに接続できるG-clusterというクラウドタイプの配信型ゲーム機を見た。
本当に小さいゲーム機でテレビの背面にちょこんとつけるだけのようである。こんなものでゲームが出来るのかと思っていたら、どうしてなかなかすごい映像を見せてくれる。ゲームは購入するのではなくレンタル方式。オンライン配信のビデオみたいなものである。日本でこんなものが馴染むのかは不明。
知らない間にこんなものも発売されたんだと思いながら、ゲーム機もセガが撤退した後は任天堂ソニーMicrosoftだけかと思っていたが、意外に多種多様になっているようだ。
PCゲームの配信大手のValve社からプラットフォームであるSteamの名前を冠したゲーム機が発売されるらしい。Steam Boxという名前で、ゲーム機とはいえ、中身はPCそのものらしい。汎用のPC用のビデオカードも使えるらしく、開発はスピーディだったという。PC用のコアなゲームが楽しめるかもしれないが、PC用のゲームはMODなどを入れて楽しむもので、ゲーム機で楽しむのはちょっと違うのかも。しかしこのマシンの素性からするとゲーム機でも普通にMODなどに対応してくるのかもしれない。
そしてMicrosoftXbox One。日本ではイマイチだが世界的には結構売れているゲームハード。
構造はPCに近いらしい。大きく、重いというのは伝統なのか。
XboxXbox360といずれも大きく重い。そして日本では売れない。
そしてMicrosoftのライバルマシンはソニーPS4である。ゲーム機市場の覇者であった初代PS、PS2の後、PS3では大きく出遅れたが、ここに来てGTA5がヒット。PS3も存在感を発揮している。私も昨年突如として購入した。なぜ購入したのか今ひとつ思い出せないが、PS2のゲームを使用とはとても思えないほどのグラフィックのクオリティである。そしてブルーレイの再生。発売当初は高価だったが、十分にリーズナブルになったと思った。
任天堂はゲーム機という市場を切り開いたパイオニア的な存在である。ゲーム機をひとくくりにファミコンとよんでいて、いまだにファミコンショップなどという言い方をする人も多い。
据え置き機はファミコンスーパーファミコンの後は64、ゲームキューブと今ひとつブレイクせず、ゲーム機の進化としては異色。Wiiでコントローラから大幅に変えて体感ゲームができるというものでヒットする。しかしそれも終息し、一番先に出したWiiUは大コケの模様である。
子供たちのマリオ人気があってもそれ以外のソフトの供給が今後もあまりぱっとしなさそうということもあって先行きは暗い。ゲーム機としてのスペックも次世代機としては大したことがなく、マニア受けはしない。もともとそういう類のゲーム機ではないのだろう。
任天堂ゲームボーイ以降、カラー、アドバンス、DS、3DSと携帯マシンが好調。据置型がダメでも携帯があるということか。スマートフォンタブレットが今後のライバルとなるのでこの分野も先行きが明るいというわけではない。

Xbox OneでもPS4でも、それで何をするのか。もちろんゲームであるが、性能アップしてもやることはあまり変わっていないような気もする。PS3のグラフィックを見ているともうそっちの方面の進化はいいよと思ったりするが、そうは行かないのがこの業界なのだろう。
そしてPS4やXboxOneが普及してその画質がスタンダードになってしまうと綺麗に思っていたPS3Xbox360の画質がしょぼくでつまらなく見えてしまうと思う。
地デジ放送もそうだ。アナログの頃に地デジ放送を見ると感動的な画質だった。しかし今やそれに慣れてしまうと綺麗には思えず、昔のアナログ放送の映像やビデオを見ると汚すぎて見ていられない気がする。


Wii U プレミアムセット kuro【メーカー生産終了】

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次世代機の覇者はどのマシンなんだろうか。
それとも据置機の時代は終わってしまうのだろうか

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