悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

キーボードが壊れた〜

休みである。
目覚ましをかけていなくても適度な時間に起きてしまう。
朝起きて、出勤する必要がないことから再度寝てしまった。
結構疲れていることを自覚している。

今度起きたときは11時近くにもなっていた。

寝すぎて体がだるいことはよくあると思うが、そういう状態だった。
とりあえず布団をたたんで、遅い朝ごはんを食べるつもりで机にたまった郵便物に目を通す。
昨日知らないところから連絡があったことを思い出し、連絡する。
回線会社を2年半ぶりに乗り換えるのでその連絡であった。

先週、息子の携帯などを新規契約した時に、私と女房の携帯も機種変更した。
その後、NTTの呼び込みに足を止められ、絶対悪い話じゃないから…ということで話を聞いてみることにした。
確かに悪い話ではなかった。
今はeo光
電話とネットのセットのサービスである。
当時は十分安いと感じていた。eo光にする前はフレッツ光である。光プレミムや光ネクストというサービスよりも前から契約しているものである。
既存ユーザーにはサービスせず、新規獲得に走る回線会社というのは携帯電話と同じ構造だ。
借りているルーターも古いルータースループットは30Mbpsというシロモノだった。
それで速度に不満があったわけでもない。電話も調子が悪いわけではなかった。
価格がふざけていたと思う。(まあ、私の契約ではなかったので放置していたのかもしれない)
私が家の通信料金を負担することになって、こんな金額はいらんということで、最もコスパの良いeo光になった。
特にここまでトラブルらしいこともほぼなく、まあ、ネットが繋がらないとかギャアギャアいう女房や娘はいたが、そういうことは2年も使っていれば1度くらいはあるもの。

前置きが長くなったが、eo光から乗り換える気は殆ど無かった。
eo光からの長期割の申し込みなども何度も来ていたが、魅力がなかった。
3年目から月額が5%下がるということであるが、新規契約が月額1000円安いことを考えると全然面白くなった。
まあ、忘れておこうと放置しておいた。
NTTフレッツはやはり高いイメージが有り、乗り換える気はなかったのだが、今はどーんと割?とかいうネーミングの割引キャンペーンがあり、それ以外に販促の特典もあって乗り換えることにした。

工事は1ヶ月程先なのにISPのOCNは早速通知を送ってきたのである。
それを見ようと机の上にある台をゴソゴソ見ていた。
重い本がその台から落下し、キーボードを直撃。
嫌な予感。
キートップが飛んでいた。
「X」の文字。タイピング回数の多い文字ではないが、不調だと非常に困る。
「X」の文字は上から押し込んで何とかくっついた。パンタグラフもちゃんと動いてタイピングには影響なさそう。
しかしそのとなりの「C」のキーがポロリ…
うわ〜、「C」もタイピング回数が多いキーとはいえない間でも「X」よりはタイピングするキーだ。そして「X」のキーと違って、キートップだけではなくパンタグラフの部品も一緒に外れている。
どうやってもくっつかない。そのはずである。パンタグラフ構造のプラスチックの部品がかけているのである。
これはもうダメだと諦めかけていたが、今出費は辛すぎる。

考えればほぼ使わないキーが存在することに気づいた。
一番使わないキーという条件だけならScrollLockかSysRqだろうけど、SysRqはPrintScreenキーを兼ねているから駄目だし、そもそも大きさが違うキーなので外しても意味が無い。
犠牲になるキーが決まった。右クリックと同じ動作になるキー(アプリケーションキーというらしい、知らなかった)を使うことにした。
キーのサイズが同じことが必要だが、幸いこのキーボードは文字キーの大きさのキーが多数あり、右側にある「Alt」「Windows」「Ctrl」「変換」なども同じキーの大きさである。
そのキーをゆっくり剥がしてパンタグラフも外す。そして「C」のキーにパンタグラフをはめて、キートップをゆっくりと押しこむと何とか収まった。
犠牲になったキーも壊れた部品とくっつけようと努力するが、やっぱりキーボードを裏返すと落ちる。
ないと不細工なのでおいてあるが、気持ちのいいものではない。
犠牲になるキーは無変換でもよかったが、割と手元の近い位置だったし、手元から離れたキーということになるとテンキー等だが、それもちょっとためらう。
今から考えると、「Numlock」や「半角/全角 漢字」のキーでも良かったと思うが、どちらも抜けていればやっぱり目立つ。一番いい選択をしたと思って自分を納得させる。


ショックだーと思いつつも、これで晴れて高級キーボードを購入するための言い訳ができたと思うこともできる。
娘が使っているワイヤレスキーボードを取り返すという手もあるが、そんなことで親子関係にヒビが入るのも…(どんな希薄な親子関係やねん)

このキーボードである。最初は違和感あったが、このキータッチに慣れると何か癖になりそう。
このパンタグラフのペチペチ感が好きな人はたまらないだろう。ノートパソコンにあるペチペチ感とはちょっと異なり、奥まで押しこむにはそれなりの力が必要。
多くの人の評価にあるようにパンタグラフキーボードの中では最高の部類に入ると思う。
FILCOのエクセリオLite。ネットでの評判を見てもかなり上位の部類に入る。私も使ってみて素晴らしいと思っている。パンタグラフ式のキーボードなんてと思っていたが目からうろこであった。


しかしパンタグラフは弱いなあ。ノートパソコンもキートップが外れるということが結構あるらしいが、大方は私のように重いものを落としたりした時にキートップが飛んでいってしまうことだろう。
爪が残っていればいいけど、衝撃で折れるとなあ。

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