悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

タッチパネル、手書き文字

iPhoneスマートフォンの普及、そしてWindows8でタッチパネルも大分普及した。
もはや液晶を手で触れて操作するというのは日常で当たり前である。
若い人は文字入力をスマートフォンでもPCでも巧みに操るが、年配の人にとってはやはり手書きのほうが落ち着くということもあるのだろうか。
手書きで文字入力ということをしたいという人もいるようだ。
私もそう思って試したことがあるが、正直言って手書き文字を認識して日本語入力するよりは普通にキーボードで入力するほうが相当に速い。
またキーボードでなくてもスマートフォンならフリックなどの方法によりけっこう日本語入力できるようになった。
もちろん長文になるとしんどい。やはりキーボードからの入力が一番だと思うが、キーボードアレルギーというか文字を入力するのに四苦八苦している人間にとっては手書きというのは魅力的に映るらしい。
実際に手書きで入力すると、文字認識にタイムラグが有り、それほど速く入力はできない。
一本指でキーボードの文字を探しながら入力するよりは速いと思うが、文章を手書き文字で入力するとなるとまだまだ茨の道だと思う。
そして文字入力が難しいのは指で文字を書くからという結論に達する。
そこで登場するのがタッチペン。
感圧式のタッチペンはそこそこ文字は書けると思う。先も細い。
しかし今の主流は静電方式である。
静電式のタッチペンのペン先はどれもそれほど細くない。そしてそれほど書きやすくはない。
結局は文字認識率も低く、そんなによい入力環境とはいえない。ちょっと頑張ってキーボードを修得するほうがまだ楽ではないか。

手書きで自動でドンドン文字を変換して入力してくれればまだ良いが、ほとんどのものは入力して文字認識したものを確定する作業がある。
で、ご認識をそこで訂正するのだが、それが結構面倒くさい。

音声入力もそのようである。癖を音声入力ソフトに学習させればかなり良くなるのだろうが、それくらい使い込むまでにくじけるのが大半ではなかろうか。

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