悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

日本VSブラジル コンフェデレーションズカップ

今朝早くからの試合で、我が家は女房と娘が超早起きで見守っていた試合。
私は仕事なのでいつもどおりの起床。
結果から先に知ってしまったが、試合も点差以上に支配されていた感じがする。
何から何まで勝てそうな見込みが全く感じない試合だった。決戦前は本気で勝ちに行くなど勇ましい言葉が聞けたが、この試合内容を見ると勇ましい言葉がかえって痛々しく、まるでピエロである。
その辺りを長友は感じているらしく自虐的なコメントとしていたように思う。
でも試合前に相手を罵って気合を高めるボクサーのように、強豪相手に勝つと言い切り、挑むということは悪くない。今までの日本のチームにはなかったことだと思う。
ただ、気持ちだけでは勝てない。技術にはまだまだ大きな差があったことも事実。
日本はザッケローニ監督になってメンバーもある程度定まり、チームとしての完成度は上がったのかもしれない。
しかし新戦力がいない。控えが手薄。ある一定のメンバーはレギュラーをおぼやかされるというところがない。そういった危機感がない。
顕著なのがボランチ。遠藤、長谷部の代わりがいない。
ディフェンスも今野、吉田で大丈夫なのか?あらためて疑問に思う。一流を相手にすると全く通用していないような気がする。
日本のセールスポイントなる両サイドも強豪相手には前に行けず、アジア相手のようには全く行かない。
フォワードはボールを保持できず、ポストプレイはひどい有様だ。
本田や香川は世界クラスだが、一人で状況を打開するほどの個の力はない。

ワールドカップ出場を決めたが、開催まで後1年、時間はあまりない。

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