悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ホームラン55本の壁、ブランコと右打者で4割のルナ

中日からDeNAに移ったブランコがやはり凄まじい。遠くへ飛ばすということにおいては凄まじいとしか言いようが無い。
振り遅れみたいな詰まった打球でもスタンドに入る。会心の当たりだと場外ホームランが当たり前という感じ。
そしてすでに20号。このペースだと68本とか。そして打点も178点ペースだとか。
まあ、中間地点でのこのペースというのはあてにならないが、怪我がなければDeNAということもありホームラン争いは大本命。
優勝争いをするチームなら僅差の勝負で敬遠やぶつけても仕方ないというくらいきわどい球が来るだろうが、大量点差のある終盤などで気楽に勝負してもらえる可能性が高い。
とりあえず、55本近くまでは行くのではないか。
50本を超えるのがいったいなん試合目か。ここが一番重要。ローズが55本放った時、ダイエー戦は全敬遠だった。甲子園の時の松井みたいである。ファンを馬鹿にしている。
カブレラもそうだった。試合数的には確実に55本を上回っていたと思う。
そして神様バースも敬遠に怒り心頭し、敬遠の球を打ったという記憶がある。(確かセンター前ヒット)
球場も広くなり、ボールも飛ばなくなった。さらに投手も分業制で先発投手が投げきるということはほぼない時代。
強打者には勝負どころではワンポイントでリリーフ投手が出てきたり。
しかし打者の技術は確実に上がっているのだろう。
それにしてもここ近年セ・リーグはホームランバッターは外国人ばかり。パ・リーグは日本人プレイヤーがタイトルをとっているがやはり多く打っているのは外国人選手。まあ、タイトルはおかわり君のおかげか。

ブランコを放出した中日はルナという選手を獲得。そしてこのルナの打率がすごい。右の強打者で内野安打がないのに4割。ストライクゾーンで抑えられるコースはなし。ボール球でもかなりの打率を残している。こちらの選手も注目だ。
ハズレ外人ばかり引っ張ってくる球団と違って中日の最近の外国人のスカウトは良い仕事をしているなあ。
ふたりともメジャーでは全く目立った活躍はないが、打力は素晴らしいものがあったのだろう。メジャーはやはり球が速いのがゴロゴロいるが、日本のピッチャーはそれほど速球がいい投手はいない。メジャーの高額の選手を連れてきても、人間的にNGで、プライドだけが高く、指揮官が用兵に困るような選手よりも日本の野球に合わせる努力をする選手がいい。うまく適合した選手を見つけてくるのも才能だ。

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