悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Windows8のメンテナンス

久しぶりの休みという感じ。もうクタクタ。勤労意欲が低いのか、生来のズボラものなのかわからないが、仕事をしていると非常に疲れやすい。
朝から起きて何処かへでかけようと思っていたものの、昨晩はなんだかんだと夜更かし。起きてからぶらりと出かけただけで結局近所を自転車で少し走ったくらい。まあ、気晴らしにはなるけど。
桜はすっかりなく、人は少ない。しかし公園は気持ちがいい。住之江の方をぶらりとポタリングしてきた。
お昼すぎに女房と合流し、昼食。うなぎを食べる。ちょっとした贅沢な気分である。

もともと使っていたPCにWindows8をインストールしているが、ほとんど放置状態。久しぶりに起動するとWindowsDefenderが黄色になっている。更新できない。スキャンの失敗する。
どうやらWindowsUpdateがほったらかしになっているからみたいである。
WindowsUpdateをするが、全然進まない。更新履歴の確認をするとKB2800033でコケている模様。
Microsoftダウンロードセンターでそれをインストール。再起動。しかしWindowsUpdateが一度にうまく行かず、何度か再起動してからUpdateを行う。
最新の状態になったようである。どちらにしても最新OSとは言え、Updateの面倒くささは変わっていない気がする。WindowsUpdateをするとWindowsDefenderの更新プログラムも最新に、しかもスキャンもしてあるのかそこも緑色状態になっていた。どういう仕組になっているのかわからないが、まあ人手間省けたということか。
Windows8は相変わらず評判が悪い。事実私も好んで使いたいとは思わない。良さが全く感じないOSだ。
OSが最新になりPCを乗り換えた人はPCのスペックも上がっているので快適だろう。古いPCにこの最新のOSを乗せるとその快適さが感じられず、インターフェースの悪さ使いにくさばかりが目立ってしまうのかもしれない。
タイルアプリもいくつか入れてみたが、結局使わず、久しぶりに起動してみたら動いていない。更新もされていないようなので、消えてしまったのだろうか?相変わらずまともに使えるタイルアプリはない。
にもかかわらず、デフォルトのプログラムがタイルアプリに割り当てられていることがある。
例えばPDFファイル。メールやWEBでPDFファイルを開くことは日常的にあると思うが、開いた時にいきなりタイルアプリのREADERが開いて強制的に全画面表示。そして閉じ方がわからないという人が多い。今までPCを日常的に使用している人ほど、パニックになるのかもしれない。
Windows8にしてもほとんどデスクトップアプリを使用しているという人が多い。まともに使えるものがないのでタイルアプリは初心者以外は使わないと思う。
初めてPCを使う人はいきなりPDFが全画面で開いても違和感がないだろうが、今までPDFを開いてそれを参照しながらWEBを見たり、文章を作成したりしているまっとうなビジネスマンはこの仕様はえらい迷惑な話である。
もちろん分かる人はすぐに気がついて、ADOBEリーダーをインストールして、そちらを規程のプログラムにするだろう。それがすぐにわかる人なら苦労はない。

Microsoftアカウントもそうである。基本的にサポートはMicrosoftで行う。しかし初心者にそれらのことを理解冴えるのは至難の業である。PCメーカーへ振る。PCメーカーはMicrosoftへ振るなどたらいまわし状態だと思う。
Windows8になって今までのローカルアカウントではなくMicrosoftアカウントを全面に押し出している。Microsoftアカウントを使ってもらおうというMicrosoftの気持ちはわかる。タブレットではアップルIDやGoogleアカウントがすでに普及しており、焦っているのだろう。そのためにOS刷新と同時にMicrosoftアカウントを強引に作らせようということだと思うが、パソコンOSでMicrosoftアカウントを必要としているものはあまりない。そもそもタイルアプリに魅力がなさすぎてそのためにMicrosoftアカウントを作る意味が無い。作らせるならもっとユーザー他使いたくなるようなアプリを作って行かないと。
それにパソコンをわざわざ開いて、タブレットのようなチープなアプリを使う意味が無い。PC起動には手間がかかり、開いた以上はPCとしての機能を求める。
タブレットスマートフォンなら機能が限定でも許される。そういうツールだから。PCはそんなツールではない。PCという高価で重いツールを使っているのに何が嬉しくてタブレットのようなアプリを使わなければいけないのか意味がわからない。
そしてそのためにMicrosoftアカウントを作るとなるともっと面倒くさい。
AppleIDもGoogleアカウントも急にできたものではない。iTunes音楽配信を長年やってきており、その中で十分普及してきたという積み重ねがある。Googleアカウントだってそうだ。Gmailのサービスを初めて手放せなくなっているユーザーは非常に多い。すでにGoogleアカウントというものを理屈ではなく使っているのである。
そこへ自分たちも割り込もうというのであればMicrosoftアカウントを作ることくらいもっと力を入れてサポートすべきである。
あるいは苦労に見合った便利なアプリやサービスを提供すべきだろう。

Microsoftとの付き合いも相当に長い。いろいろなOSを使ってきた。これだけのシェアを誇るOSである。素晴らしい会社だとは思うが、あまりにその強大さにあぐらをかいてはいないか?
普通のユーザーとしてそう思う。

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