悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ダルビッシュあわや完全試合

すでにニュースになっていて、先ほどテレビで映像を見た。
恐ろしく曲がるスライダーを中心に多彩な変化球。そして切れの良いストレート。どれをとっても超一級品の球だった。
初回に三振にとったスライダーはWBCで最期のバッターから三振にとったお化けスライダーのような切れだった。
やはり持っているものが違うと言わざるをえない。
残念ながら最期のバッターの所でヒットを打たれた。
体で止めればあるいはアウトにできたかもしれないが、あたりは完全にヒット。体を張ってまでするプレーではないのでセンターに抜けてよかったのだろう。

日本のプロ野球は2足のわらじの大谷の話題が先行。ピッチャーとしての魅力はたっぷりだが、どっちつかずにならないか心配。
同期の阪神藤浪は完成された感じがあるが、ここまで見た中では伸びしろがあまり無さそう。
どちらもダルビッシュには程遠い。大谷にはスピードがあるが、まだまだ荒削りで球がバラつきすぎ。藤浪はそこそこまとまっているけど、大化けしないような…。

高校野球は知らない間に始まっていて、知らない間に決勝戦浦和学院が17-1の大差で優勝。敗れた済美の2年生エースは球はまだこれから速くなるような期待が持てる。
魅力のある投手。連投連投で才能を潰してしまわないか物議を醸し出している。これまでもこのような議論はあったが、勝つためにはどこかで無理をしてしまうのだろう。多くの超高校級と言われたエースが、プロで潰れているのも、使い痛みという気もする。
横浜からメジャーへ行った斎藤隆は高校時代は野手。大学の途中で投手に転向。40過ぎてもスピードボールを投げる。高校時代は荒木の控え、大学は猪俣の控えとあまり酷使されていなかったのでプロに行ってから最も活躍したのが石井丈裕
投手の方はやはり消耗品。学生の時に酷使するとロクなことがないと思う。
春夏連覇という華々しい活躍を↓松坂大輔もプロ入りしてしばらくは栄光の日々だったが、メジャーにわたってからはあちこちにボロが出始めたのか若くしてポンコツという気もする。

ともあれ第2のイチローダルビッシュのような選手が現れるのを楽しみにしている。

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