悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

WBC 台湾戦

キューバがオランダに負けた。オランダはやはり強いということだ。力のキューバをねじ伏せたという気がする。
昨日の日本-キューバ戦を見て意外だったのは、バッティングはやはり力強いが、ピッチャーは剛速球というイメージではなく、ムービング系のクセ球、軟投派というイメージ。しかしオランダには通用しなかったということか。
つまり日本のピッチャーもオランダには通用しない可能性が高い。オランダの打線はやはり強力なのだろう。そして投手陣もしっかししているようだ。

さて、今先ほど台湾戦が終わった。私が見だしたのは最終階。ちょうど井端の打席だった。そしてまたしてもフォアボールの鳥谷が一塁にいた。初球に盗塁を決める。見事なものだ。
そして見事なタイムリー。なんという粘りである。
ここまでの展開をあとで知ったが、7回を終わって2-0。完全な負けムードである。しかし8回表に2点とって同点。しかしすぐにその裏に勝ち越されて2-3で迎えた9回の表だった。
ここまで井端が7割近くの打率である。しかも効果的ないい場面でのヒットが目立つ。今回の日本の中で最も価値のある仕事をしているのは間違いない。貧打日本にあって最も頼りになる。豪華打撃陣をズラリと並べても勝てないように短期決戦に向いた選手、用兵というものがあるのだろうが、日本はこういう戦いにしぶといという印象を強くした。
さてオランダ戦である。強豪である。あのキューバに対しても全く引けを取らなかった。そう思うと、オランダに5-0とボロ負けした韓国は弱いわけではなく、オランダが強かったということか。
勝つには勝ったが、台湾もかなりの実力があると思った。派手なバッティングは気持ち良いが、フォアボールなどの相手のミスに足を絡めて、ここぞという一打にかける勝負強い野球というのも見事なものである。

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