悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

PlayStation4の噂

昨年秋に買ったばかりなのに、新型のPlayStationが出るとか言われている。もう十分に値段が下がったのでかいごろだと思っていた。
ゲームのグラフィックの品質は一段と上がった。リアルで格好の良いゲームが出来ると喜んでいたが、案外遊べるゲームがない。というかゲームをする時間も無ければ、ゲームにのめり込むほどにはならない。すでにおっさんでぬるいアクションでもきついものである。
それでも新しいもの、こういうものにはどうしても目が行く。すごい話題になればまた興味も湧くかも、と思っているが、CPUがAMDA8-3850ベースと聞いて、あまり驚くには当たらないのではないかとちょっとがっかりしている。
互換性があるとかないとかいつも話題になるが、結局新しいゲームハードが出ると古いゲームソフトを新しいゲームハードで走らせようとは思わなくなる。ハードを買った人はもちろん、買っていない人も新しいゲームの映像を見てしまうと、所有しているゲームがつまらなく見えてしまうということはないだろうか。私はより品質の高いものを見たあとで、今更感のあるゲームをしてみようとは思わないものだ。ゲームとして面白いものは確かに古いゲームソフトでもあるが、ほとんどはその時の感動の思い出補正がかかっているため。全く新規で古いゲームをやってみると「こんなクソゲームでも売れたんだな」と思ってしまう。
やはり新しいハードと新しいソフトで斬新なものが見たいのである。しかしグラフィックばかりがすごくて中身が薄く、ゲームと言うよりもインタラクティブムービーというような映像ゲームが乱立しているのも事実だと思う。それを批判する人も多い。私としてはその流れ自身は嫌いではない。先の読めない展開とシナリオと見たこともないような映像があって、その世界でキャラクターを操作できるというのはなんとも言えない面白さがある。動画をただ見ているだけの映像表現では体験できない気分を味わえる。ただ、映像を見るために仕掛けられたゲームがつまらなさ過ぎるともはや作業をさせられているような気持ちになってしまう。そういうのも多いと思う。やたら難しくしているものも駄目だし、だれでも何も考えずボタンを押していくだけで次に進めるのもつまらない。程々の難易度やあるいはゲーマーのレベルに沿った難易度を選べるような要素が必要だ。多少難しくてもゲーマーが納得できるような仕掛けなら良いが、理不尽に殺されてしまうようなものはやる気が失せる。しかもせっかくたどり着いても元からやり直しとかは苦痛以外の何物でもない。

中古市場撲滅にソニーは本腰を入れているようで、そうなるとますます据え置き型のゲームは下火になっていく可能性もある。中古市場はたしかにソフトウェアメーカーにお金を産まない。しかし多くの人がゲームを楽しむためには必要な所でもある。新作ゲームを買ってつまらない時には中古に売るという選択肢もなくなるわけで、そうなるとまず買ってみようと思う人も減ると思うがどうなのだろう。

ともあれ、新しいPlayStationではそのあたりはほぼ完璧に武装されているので中古は撲滅されてしまうのだろう。Vita自身がボロボロの状態でこの上新しいハードを出す。ソニーはそれで商売ができると思っているのだろうか。革新的な技術やアイデアもなくグラフィックなどのハードの性能を上げただけでは消費者は飛びつかないと思うが。


【速報】PlayStation 4 今年5~6月に発表か : 2のまとめR

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