悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

クリスマス・プレゼント  任天堂WiiU

クリスマスである。我が家では何もない。もう子供も大きいし、クリスマスを家族で祝うということもない。
そもそもクリスマスを祝うというのがよくわからないし、子供の頃はみんなでケーキを食べたりしたものだが、今や「恋人たちのクリスマス」らしい。クチの悪い2ちゃんねらーに言わせると「聖夜」は「性夜」と書くらしい。確かにそうかもしれない。都会の有名ホテルなんかはこの日だけは特別らしい。
私が若い時でもそういう風習は既にあった。ただし、女房もそういうことを極端に要求するようなタイプではなかったし、それなりにクリスマスを過ごしたというだけである。そもそもすぐに結婚したし。

子供のクリスマス・プレゼントの定番としてゲームソフトというのがある。そしてゲームハードもこのクリスマス商戦に合わせて大きく展開してくる。DeNAGREEなどに代表されるソーシャルゲームの台頭のため、ゲーム業界自身はずっと低空飛行のようである。ソフトもヒット作の続編ばかりで、面白みがないと言われているが、それ以上にハードは全く進展がない。
いや本当は新製品がある。業界の中心的な存在である任天堂の「WiiU」である。最近発売されたばかりのピカピカの新ハードである。新しい遊び方を常に提案してきた任天堂がどういう遊びを今回は提案してくるのかと期待している人も多かったと思う。
ゲームショーの映像を見たときはさすが任天堂と思ったが、発売されてからの売れ行きを見るとどうも芳しくないようだ。惨敗かどうかは今後の成り行きだが、見通しは明るくない。まず常に子どもたちを虜にしていたマリオ自体もマンネリ感があるし、そのゲームをしたいがために買わなければならないハードがやはり高い。
それ以上に買ってからすぐに遊べないというのが大問題。アップデートしないとフリーズ多発とか。そもそも購入してプレゼント前にアップデートしてからお子様に上げてくださいとかふざけているとしか思えない。たかがゲーム機である。どうしてアップデートなどの作業が必要なのか。そもそもネット環境のない人はどうするんだろう。もともと任天堂は敷居の低いゲーム機として価値があったと思う。訳の分からないロードやセーブなどをできるだけ排除して、電源を入れたら誰でもできる手軽さが良かったんだと思うのだが、いつからこんなことになったのだろう。
小難しいことは年齢層が高めなPS3やあるいはもっととんがったPCゲームに任せておけばいいのに。
任天堂「WiiUをプレゼントする時はラッピング前にアップデートしてね♪」→出荷前にてめーがやれボケ:ハムスター速報

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