悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

期日前投票

衆議院選挙が来週の日曜にある。当日は仕事で行けないので、期日前投票をしてきた。
投票は義務と言うよりもせっかくある権利を行使せず、文句を垂れる人間にはなりたくない。いずれの候補者に投票するにせよ、投票する行為には意味があると思っている。だからこそ選挙後当選した議員にはしっかりとした仕事をして欲しいし、文句も言わせてもらう。
といってみたものの、選挙でこの候補には期待するという人が出ていない。小選挙区の弊害かもしれないが、私の選挙区では3名。いずれも入れたくない人だった。白票を投じるというのもひとつの行為だが、誰かがなるわけである。とりあえず、消去法で選んだ。もうどうしようもない。
更に同しようもないのが、比例区である。政党名を書いて入れるのだが、入れたい政党がない。期待できる政党もない。本当は維新の会に期待したいところだったが、石原慎太郎を担ぎあげて票を取る。議席をとって政治を動かすということを言い出してから一気に熱が冷めてしまった。政策や公約よりも議席を取ることが大事と言い切った代表にはがっかりした。石原慎太郎のような人間を長に戴くというのも気に入らない。いつからあんなにエライ人間になったんだと思う。所詮はただの作家にすぎないし、タレント議員の走りみたいなものである。大物政治家のような振る舞いと軽々しい言動。決して若くもないのに未だに政界に未練たっぷりというところか。息子の石原伸晃も大したことはないが、親父も大した人物とは思えず。今回第三極の目玉で大躍進はするだろうが、政権を担うほどの議席はとれまいと思う。
結局は民主と自民で争うだろうけど、民主のひどさは言い尽くせないほどなので、漁夫の利ということで自民が返り咲くのではないかと見ている。今の自民に魅力はないが、創価学会は嫌いだし、入れる政党がない。維新がもっとまともな議論を展開していればいいけど、ここに来て馬脚をあらわしたのか、残念な印象ばかり。

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