バットマンシリーズ、バットマン・ビギンズ、ダークナイトと続いた3部作の最終作を本日見た。TSUTAYAでブルーレイをレンタル。
前作、ダークナイトは評価が非常に高い映画で、見所がいっぱいだったが、今回の作品も娯楽作品としては一級品だと思う。綺麗な映像、飽きさせない展開とストーリーである。まあ、ストーリーの方は強引なのはこの手の映画ではよくあること。綺麗な迫力ある映像はCGではなくかなり実写を取り入れているらしい。さすがに迫力がある。お金をかけている映画ならではで日本の映画にこういうクオリティを求めてはいけないのだろう。164分という通常では考えられない長い映画だが、長さを感じさせない。そのあたりも前作と同様である。
残念ながら日本では大ヒットとはいえない状況だったようだ。アメコミ作品は日本でのウケは悪いのだろうか?アベンジャーズやアイアンマンのような軽いノリではなく、結構オトナが楽しめる娯楽映画と思えるが、スパイダーマンのほうが人気があるようだ。
ともあれ、バットマンの世界観を全く知らない人は少し残念かもしれない。キャットウーマンやロビン、敵役のベインもさることながらバックに控えるのはラーズ・アル・グール。今回もそのあたりの話が全くわからないとイマイチかもしれない。私はアメコミ原作は知らないが、先日PS3のゲームで「バットマン アーカム・シティ」をプレイしたので非常に楽しめたのである。ゲームも素晴らしかったが、映画は純粋に映像を楽しめる。ゲームと映画では設定などはかなり違うが、そういうものだと理解。
ベインが最強の敵として登場しているが、ゲームでは薬物による巨漢ヒールである。筋肉隆々の男だが、あまり強さを感じなかった。一方、キャットウーマン役のアン・ハサウェイはなかなか魅力的。スタイル抜群。ラーズ・アル・グールの娘のタリアも本来はそういう人だと思っていたのに、非常に残念。ゲームとは相当キャラも違っていた。
非常に面白い映画なのでおすすめしたいところだが、この作品だけを見るのはちょっとつらいかも。是非、バットマン・ビギンズから続けてみて欲しい。かなり時間はかかるだろうけど。
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