悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

新しいOSは売れていない

本当に売れていないようである。パソコンも随分と一般的に浸透して、新しいもの好き以外はある程度落ち着いて良し悪しがわかった上で、更に言うならService Packがでて安定してから買う、など消費者はドンドン学習しているようである。
それ以上にWindows7の在庫パソコンが極めて安く、高価なWindows8パソコンを買う理由うがない。安くWindows7のパソコンを買っても1200円でWindows8Proへアップグレードできるのだ。あえて高くて使い物になるかどうかもわからないパソコンを買う理由はない。
とはいえ、現在のWindows7の在庫がなくなったらどうなるのか?WindowsVistaの時のXPパソコンのような自体が想像できる。Vistaは売れずにXPが売れる。Vistaを売るためにはダウングレードできるような状況にして販売する。
今後、Windows8もそのような販売になる可能性があるかも。ただし、それは従来のパソコンではということになる。タッチパネル搭載のWindows8に特化したパソコンではWindows7にダウングレードする意味はあまりないような気がする。そもそもそれなら高価なタッチパネルパソコンなどいらないはずである。

オンラインやBTO通販でも売れていないWindows8 PC - BTOパソコン.jp

ノートパソコンとタブレットとどちらの携帯でも使えるというのが各社から出ているが、魅力的なものがない。
タブレットにするための構造は液晶をくるりと反対側までひっくり返すもの、スライドさせてキーボードを出すもの、枠だけ残して回転させるものなど作りは面白いが、どれも実用的ではない。そもそもタブレットとしては非常に思い。そしてノートとしては致命的なくらいキーボードが打ちにくい。こんな中途半端な商品は要らない。それでも安ければわかるが、PCとしてのスペックはそれなりであり、構造にもこだわっているのでかなり高価である。ChromeBookが16000円で発売される、あるいはNexus7が20000円以下で購入できることを考えると15-6万円を販売価格にしているのはあまりにもふざけた値段である。売れるわけがない。日本のメーカーはお仕着せの機能を高機能と称して高価格な3Dテレビで世界中でそっぽを向かれたことから何も学んでいないのではないか?ちょっとソッチの方も連想してしまうのである。

進化した機能もあるようだが、好意的に受け止めている向きもある。その例がリフレッシュ機能。ただ、まだこういった機能を使っていないので判断はできない。リカバリーとは違ってすべてが消えないが、やはりユーザーがインストールしたアプリケーションは消えてしまう。Windowsストアのアプリは残るらしいが、そもそも使えるWindowsストアアプリってあるんだろうか?今後素晴らしいものが開発されると期待したいが、これだけのユーザーを抱えるWindowsにもかかわらず、これは?と注目されるようなアプリが全くない。Microsoftが思っている以上にiOSAndroidとの差はついてしまっているのだろう。

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