タイトルをずっとカウボーイVSエイリアンだと思っていた。そんな私がいうのもおこがましいが、タイトルからしてハチャメチャな感じがしている映画だと思っていた。実際にそういう感じの映画だが、これが低予算のB級作品なら見るのにも値しないが、製作がスピルバーグで、ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグとハリソン・フォードというキャストを迎えての大作である。
まあ、期待が大きいとガックリ感が大きいが、お遊び映画として割りきってみるとやはりハリウッドの迫力ある映像が売りである。宇宙人対人間の西部劇である。
主演はダニエル・クレイグだが、西部劇で見るのは初めて。しかしなかなか雰囲気がある。やはり野性的で寡黙な男は西部劇に似合っているのだろう。ハリソン・フォードはさすがに老いた。雰囲気はあるものの、活躍する姿はあまりない。
ストーリーは荒唐無稽(当たり前)で「おいおいそれはないだろ」という突っ込みどころも満載な感じの映画だが、割とシリアスな映画である。これだけハチャメチャな映画なら少し脱線した部分があってもいいのに、すごく真面目。やっぱり主演がダニエル・クレイグだからなのか?
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