ライトノベルである。小学生から読める手軽な小説。本格ミステリではないが、一応推理小説。
読者層が子ども向けということもあり、非常に読みやすい。この文庫も文字が大きく、小さい字が辛くなってきた私にも非常に見やすかった。
名探偵夢水清志郎事シリーズの最初の物語というか作者のデビュー作らしい。ストーリーはまずまず、サクサクとテンポ良く読める。
主人公はサブタイトルにある通り、自称名探偵の夢水清志郎。そして近所に住む三つ子の岩崎三姉妹が中心に物語が進む。
今回はオムラアミューズメントパークで起きた子供たちの消失事件を解き明かす名探偵夢水清志郎の活躍を描く。
オチを知ると残念極まりない感じもしないでもないが、まあ、お子様がミステリを読むには調度良い刺激かもしれない。
作者はもともと学校の教師らしい。そして児童文学の賞をとって文筆家として本格的に活動しているらしい。
どこかで読んだことがあるような気もする。この話だったか、別の話だったか?
あまり記憶に残っていない。そういう点でもライトノベルなんだろうか。
そして五人がいなくなる<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫)
- 作者: はやみねかおる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/07/12
- メディア: 文庫
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追記
デビュー作ではなく4作目らしいです。すみませんでした。訂正いたします。