悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

アイソレーションキーボード

最近見るノートパソコンはキーボードのキーとキーの間に隙間のあるタイプばかりになってしまった。
このタイプのキーボードをアイソレーションキーボードというらしい。浮石とか他にも呼び方はあるらしいが、どうしてこんなキーボードばかりになってしまったんだろう。
ハッキリ言ってこのタイプは嫌いである。打ちにくそうである。キーの面が平たいので、指を乗せておく感覚が合わない。タッチタイプしにくいように感じる。
しかし、メーカーを始め、アイソレーションキーボードはキータイプミスが減るとか、メンテナンス性がいいと言われている。ホンマかいな?と思う。
まあ、デザイン的にはこういうのもありだと思うが、ツールとしては明らかに後退だと思っている。そう思っているのは私だけではないようである。

元々はIBMのメカニカルキーボードを使っていた。5576A01というPS/Vというマシンに付属していたキーボードである。あの質感を超えるキーボードには出会ったことがない。
本当はメカニカルのしっかりしたキーボードがほしいのだが、高価だし、メカニカルでなくてもまともなキーボードならまずまず満足である。
今使っている、安物のLogicoolのMK250も十分満足している。ワイヤレスで取り扱いがいいということもあるけど、キータッチはフニャフニャしているが、打ちやすい。標準的なキーボードだと思う。以前ワゴンセールで購入した低価格のUSBキーボードはヒドいタッチだった。スペースキーはともかく、シフトキーは横に大きいので小指でタッチするときに真ん中を押すことができない。そんな時にきちんとキーを押下することができず、ミスタイプが続出した。引っ掛かりがあったのである。こういう粗悪品は問題が意である。
キーピッチはもちろんだが、キーストロークも重要な要素。デスクトップのキーボードにはしっかりとしたストロークが欲しいと思う。ノートPCも触るようになって、キーストロークのないのも悪くはないと思えるようになったが、そちらに慣れたヒトにはデスクトップの、しかもメカニカルのキーボードは打ちづらいらしい。
カニカルキーボードはカチカチとかなりの音が出るのでうるさいが、しっかりとした打鍵感は快感である。ノートPCにはそういうものを求めてはいけないが、それでもキーの配置がいびつなものはお断りである。
会社貸与の東芝製のモバイルPC、RX2は軽いだけでなく、キータッチの感覚は悪くなかった。配置もよく、癖がない。タッチタイプにストレスがなく、ビジネスマシンだと感じさせてくれる。大型のDELLのノートPCもキーの配置が癖があり、好きになれなかった。パナソニックのR3もやはり小さすぎて、一部のキーがかなり小さい。
何をするというわけではないが、パーソナルユースとしてのノートパソコンが欲しいと思っているが、低価格のノートはほぼ、アイソレーションキーボード。どうも気が進まない。
慣れればどうということはないのだろうか?

Macのキーボードふうである。デザインはすばらしいMACだが、キーボードは嫌いである。打ちづらい事この上ない。台湾のM/Bメーカーで有名なASUSのノートブック。性能と価格のバランスが良いのでPCとしては素晴らしいという評価だが、キーボードがアイソレーションである。SONYAppleが流行らせたんだろうけど、どうも打ちづらい感じがして仕方がない。
ノートPCにテンキーをつけるために更にキーの配置をおかしくしたものにいたっては最悪だと思う。

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