セキュリティソフトのマカフィーの定義ファイルの更新によってインターネットに繋がらないというトラブルが発生している。
安全を得るためのソフトがまさかのトラブルということだが、実はこういう事例は結構多い。
セキュリティソフトはその性格上、非常にPCのシステムの内部にまで及ぶものである。したがってこれらがトラブルを起こした時には色々と大変である。
今回のトラブルは既に原因は究明されているようだが、最悪の場合はシステムの入れなおしなどになる。なので、トラブルが起きたときはすみやかに告知して大作を広めるようにしてほしいものだが、立場上、営業的な兼ね合いも含めて隠そうとする方向に力が働くようである。
今回もこういうことが起こってから一旦WEBで公開しながら見れなくなるなど、動きが怪しい時があったようである。
あまり不具合があったことを広めたくないというのはわかるが、こういう時こそ、広く周知して、トラブルがあってもしっかりと対策を公開している会社というイメージのほうが大事だと思うのだが。
まあ、そう思うのはある程度リテラシーのある方のみに対してだろうか。一般的には問題を起こしたソフト＝やめとこうということか。
ウイルスバスターなどもかなりヒドいようである。入れたことによっておかしくなったという相談は後を絶たない。
ノートン、ウイルスバスター、マカフィーの御三家はまだマシだろう。
やすいということで注目度が一気に上がったソースネクストのウイルスセキュリティなんかは性能も悪いし、不具合を起こすことで有名である。まあ、セキュリティソフトなしでは不安な時代である。入れない訳にはいかないと思うが、入れたことでPCがおかしくなるというのはたまったものじゃない。
http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_12b.asp?pr=12/08/22-1
