悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

詐欺ソフトたち

Registry reviverやRegistry WinnerというソフトもUniblueと同じく怪しげなというか詐欺まがいのソフトである。百害あって一利なし。こういったソフトで状態が良くなったと聞いたことがないソフトである。
にも関わらず、こういうものを入れておかしくなったという例が後を絶たない。騙されたと気づいて腹をたてる人もいれば、騙されたことを認めずに、これは優れたソフトだと言いはる人もいる。まあ、好きにすればと思うが、入れてろくな事はない。自己責任の世界だけに「好きにすれば」である。
これらのソフトが詐欺まがいというのは入れておかしくなっただけではなく、不安を煽って、有料にすれば良くなるよ的な文言で課金させようという点である。入れて気に入らなければすぐにアンインストールして何事もなかったようになるのであればよいが、(そういうもので試しに入れようとは思わないが)たいていはとんでもない状態になる。さらにリカバリーして直後のPCにインストールして、数十から数百のシステム異常が見つかったと表示をして、不安を煽る。
ありえないことである。リカバリー直後のPCに異常があるのであれば、メーカー製のPCやMicrosoftのOS自身がおかしいということになる。こういうソフトメーカーがこれみよがしにMicrosoftパートナーのロゴを目立つところに貼り付けるのもいかにも詐欺の手口である。Microsoftパートナーのロゴは金を払えば使えるただのマークに過ぎず、Microsoftがそのソフトの動作保証するもので品質を保証するものでもない。何の意味もないものである。
Uniblueの悪名高きRegistry Boosterの姉妹品にDriver Scannerというものがある。PC内のデバイスを調べて最新のドライバをインターネットで探してきて自動で適用するという、素晴らしい機能のように思えるが、とんでもない。仮にそのような機能がきちんと動いたとしてもメーカー製のPCなどでは色々とカスタマイズした物が多くあり、インターネットで流通しているドライバを入れたりするといろんなところがおかしくなる。こういうツールを使ってドライバを入れるという事自体が間違っている。そもそも正確にデバイスをスキャンできるかどうかもわからないし、Windows自体ですらちょくちょくデバイスを間違えてしまったりするくらいだし。
いい加減こういう変なツールはご勘弁願いたい。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.