悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

春のパソコン記事を見て

手ごろな機種が続々! 新OS&CPU前の春パソコンは今が買い! - 日経トレンディネット
こういう記事を見ていると、消費者は高いメーカー製PCを無理やり買わされているいるんだなという気持ちになる。
使い方がはっきりしないのにPCのスペックにこだわっても仕方が無いのに、なんとなく店員に勧められて買ってしまうのだろうか。
A4ノートのトレンドがBDXL対応のブルーレイ、USB3.0なんてそこまでこだわることもないような気がする。光学ドライブは便利なようでいて、案外使わないもの。ソフトのインストールで必要でもBD入らない。DVDで十分である。USB3.0もまだその威力を発揮するデバイスがあまりない。そういうものが果たしてどれくらい必要なのか。
モバイルPCではSSDがトレンドというのもしかり。確かに読み出しは速いが、書き込みは速くない。最大の欠点は容量が小さいこと。一番高価なPCのを買ったのに以前のものよりもデータが入らないという苦情をいう人もいるくらい。買う前にその機能とか確認していない。速さを求めている割にはいらない常駐ソフトがてんこ盛りだったり。
ウルトラブックなんかも果たしてどこまで受け入れられるのか不明。薄いのは確かに軽いけど、それだけ。割高感がある。
そしてテレビパソコン。テレビ自体が非常に安いのにわざわざトラブルのもとになるテレビ機能をPCのに入れるのはやめておいたほうがいい。テレビの商品寿命とPCの商品寿命をくらべても無駄になる可能性が高い。テレビは10年くらいは使うだろう。PCは10年使うのはまず無理。そして常に付きまとうトラブルの種。ノーマルなPCと比べてはるかにトラブルは多いと思う。
使用目的を決めてPCを選ぶべき。テレビが見たいならテレビにしときな。モバイルするなら軽くて小さいものがいいが、バッテリーの持ち時間も重要。基本的にモバイルPCは性能と比較して高価なもの。余計な機能に無駄な出費をする必要はない。
そんなことを考えていると、PCって以前程購入意欲を掻き立てられるものではなくなってしまったことを感じる。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.