悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

音楽業界の事情はどうなんだろ

帰宅して、ご飯の前に晩酌をした。すでに晩御飯の時間を過ぎており、この時間にご飯と言うのもなんだが、同僚にお酒をもらったので調度良い。
女房が今日はなんとお安く手に入ったとかで本マグロのトロがあった。なんとも贅沢な感じ。実際に食べてみると本当に舌の上でとろけるような感じである。いやあ、うまい。日本人はマグロ好きだというが、ほんとうに美味い。

iPhoneをもってやはりヘッドフォンステレオとして音楽を聞く機会が増えた。毎日でもないが、気が向いたときにヘッドフォンで好きな音楽を聞いたりしている。
iPhoneへの音楽の取り込みはiTunesを使うが、単に音楽データの管理だけではなくアプリや音楽、ビデオの販売の窓口ともなっている。慣れれば非常に使いやすいツールだとも思うが、自由度はない。
iTunesで音楽を購入するとだいたい200円くらい。なのにレコチョクだと400円くらいとは馬鹿にしている。ちなみに私はあまり買わない。古いCDから取り込んだものがほとんどだ。新しい曲も聞きたい時もあるが、購入してまで聞きたいと思えるような曲もあまりない。まあ流行歌を追いかけるのなら200円は安いとも思う。なんといっても手軽だし。
音楽配信が伸びる中、CDの売上はかなりやばいらしい。なんとかCDの売上は横ばい状態だが、その内容は悲惨である。売れているのはほぼ秋元康銘柄とジャニーズ、嵐のみ。肝心の秋元銘柄はCDの売上と言うよりも握手券の販売みたいなもので、実情は激減しているということだ。
こういったものにお金を落とすのは我々中年ではなく、本来は若い世代だが、若い世代がCDを買わないらしい。所得云々というのももちろんあるが、彼らも欲しいものには案外お金を出す。やはり魅力のある音楽というものがないのだろう。
私がもう少し若い頃、結婚して間もないころは小室哲哉率いるところ、AVEXが非常に勢いがあり、ミリオンセラーを連発していた。まあ、当時私はああいう音楽を斜に見ていたから、あまり興味もなかったが、あれだけ売れたんだから若い人が相当買ったということだと思う。音楽的には大したことなくても時代が後押ししたと言うか、カラオケが若い世代にも浸透し、リズムとのりがよく、みんなでわいわい盛り上がれればそれでいいということか。まあ考えれば一過性のものだった。
AKBも今後はどうなるかわからない。これらも水モノ。学生の頃流行ったおニャン子クラブも知らない間に任期が消え去ったし、AKBの前には活躍していたモーニング娘も今や見る影もない。AKBもあれだけ売れているんだからさぞメンバーの実入りもいいんだろうと思うが、あれだけ数がいると上のものと下のものとで待遇や所得に相当なさがあるとも思う。まさに弱肉強食で人間関係はモロにギスギスしているんだろう。あんなに若い頃からああいうところに身を置いていると歪な人間になりそうな気がする。まあ、芸能界にいるという事自体が普通の人間から見れば歪なもんだろうけど。ついでに言うと昨年は稼ぎに稼ぎまくった感のある芦田愛菜ちゃんだが、巷では年収4億円だとか。恐ろしいというかなんと言うか。これだけの大金が動くとなると、可愛い娘とは言え、精神に支障がきたすまで働かせるようになるんだろうか。普通の子供のほうがやっぱり幸せだ。

実力派シンガーというのも昔からいたが、やっぱりずっと人気を維持するのは難しいんだろう。サザンやB'z、ミスチルなど限られている。継続は力なりとはいうが、芸能界は一発当ててなんぼという感じもする。ただ、最近のお笑い芸人のようにミュージシャンも使い捨ての時代かな?という気もする。厳しいもんだ。

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