妖怪人間ベム

ドラマの妖怪人間ベムがまずまず評判のようである。
当然私は子供の頃アニメの名作妖怪人間ベムを見て育った年代だ。
息子は私の影響のためか、昔のアニメや特撮が大好きである。で、妖怪人間のアニメも幼い頃に一緒によく見たものだ。
女房も子供の頃には強烈な印象があるようで、そういうわけであまりテレビを見ない我が家でも妖怪人間ベムは見ているのである。
職場でもまずまず評判がいいようである。
ジャニーズの亀梨ということでいい加減な作品と思いつつもなかなかシビアな部分が多く、子供番組という感じではない。
杏が演じるベラの妙に覚めた感じが男っぽく、女房はすごく共感している。妙に美形なベラ。
ベムは本来はああ言う線の細い色男よりも骨太なおっさんであってほしい。まあ、仕方がない。でも思ったよりもいい演技をしている。
何よりも物語の引き立て役の北村一輝の演技が素晴らしいと感じる。ストーリーも役柄の設定も非常に難しい役どころだが、しっかりした演技でチープな感じにならずに済んでいる。
オリジナル（アニメ）にはない謎のおっさん（柄本明）が今後どういうふうな感じで関わってくるのか？
あの緑の液体をかけられて対決しなければならなくなるのでは？とは女房の予想。そうかも知れないと思いつつ。
鈴木福くんも愛らしい。若干舌足らずな感じながら、しっかりした子役である。

妖怪人間ベム 初回放送('68年)オリジナル版 DVD-BOX<通常版>

妖怪人間ベム (講談社漫画文庫)

こんなコミックスがあったんだな。読んでみたいような気もするけど。