悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

夢のある車、スポーツカーがなくなった

MAZDAも旗艦のロータリーエンジンの開発を中止し、RX-8も生産終了するらしい。
MAZDAの車にはいろいろと思い出がある。
父が仕事の関係でいつもMAZDAの車に乗ることが多かった。晩年、憧れのクラウンに乗り換えるまでは義理堅くMAZDA車を乗っていた。
ロータリーエンジンのコスモAPに乗っていた頃もあり、近所の友だちからは羨ましがられたりもした。長屋に住んでいるのにこんな車に乗るというのも今の時代では考えられないかもしれないけれど、無理していい車に乗る人も多かった。さすがに仕事上、人を載せることも多かったのか、4ドア車が必要ということでコスモはそれほど長くは乗らなかった。ロータリーのルーチェを2度乗り換えた。
そんな事で私が免許をとって乗った車はルーチェ。13Bロータリーエンジン。アクセルを踏み込むとストレスなく10000回転くらいまで吹き上がる。頭打ちというようなこともなかった。本当にロータリーロケットと言われるようなエンジンだった。警戒に吹き上がるエンジンに比べて足回りはふんわりしていた。柔らかい。スポーツカーではなく、当時の高級車のイメージではそうなるのだろう。出来ればコスモAPがあるときに免許をとって乗ってみたかったものだ。(まあ、多分コスモもスポーティカーだったが、スポーツカーというには程遠いとは思うが)
学生の時にAE86レビンを購入。当時はなんだかんだ言ってリッチだったんだな〜と実感する。レビンも素晴らしい車だったが、人気に火がついたのはドリキン土屋圭市頭文字Dの影響が大きかったと思う。当時ほんとうに欲しかったのはRX7。友人が乗っていた時期があったが、リアルスポーツというテイスト。13Bエンジンにターボ付きで軽量ボディとフロントミッドシップと言われる重量配分で素晴らしい軽快さだった。クラッチミートがシビアでエンストしやすかったがwww

そういう思い入れのあるロータリーエンジンMAZDA。世界中で夢のエンジンと言われながらも、実用化したのはMAZDA。ルマン24でも787Bの活躍で嬉しかったもんだ。レシプロエンジンとは違い、回転運動をそのまま伝えるので振動が少なく、回転の吹き上がりは抜群。しかし低速回転時のトルクが低く、燃費は最悪だった。4Km/L位だったかも。
結婚してからは普通の車に乗っていたが、MAZDAロードスターが発売され、乗ってみたかった。ああいう車でワインディングロードを走るのはさぞかし気持ちがいいだろうと思う。

今はRV全盛というか、欲しくなるような車がない。というか金がないだけかも…。
箱型の車は何かと便利だけれど、憧れはない。やはりスポーツカーだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111007-00000527-san-bus_all

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