悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Swimming Pool

フランスの若手女優リュディヴィーヌ・サニエの美しいヌードが印象に残る映画だったが、奇妙なエンディングと共に謎かけで終わる。
果たしてこのサスペンスは現実なのか、空想なのか。

名女優シャーロット・ランプリングが演じるのはスランプ気味の英国のミステリー作家のサラ。欲求不満のおバンはんというイメージしかなかったが、そこへ登場するのがサラの愛人とも言える編集長ジョンの娘のジュリーである。この娘はサラとは正反対に若さが溢れ、また非常に奔放で毎晩違う男を取っ替え引っ替えしている。
スランプ打破のために南フランスの編集長の別荘へ行ったのにこんな状況では全く落ち着かず、主人公サラのイライラ度は高まる一方。これからどんな展開になるのかと思っていたが、意外に二人は打ち解けあう。ところがパーティに招待したレストランで働く男性が思いのままにならないことに腹を立て、ジュリーは彼を殺害してしまう。殺人事件の小説を多く書いているサラと協力し、証拠の隠滅を図る。
作品が出来上がり、ジュリーとも別れる。ロンドンに戻ったサラは編集長のジョンに原稿を出す。そこに書かれていた内容はジョンにとっては期待していた内容ではなく、出版しないと告げる。サラは実は別の出版社と契約してすでに本が出ており、それをジョンに渡す。事務所から出ていくときにすれ違うジョンの娘、ジュリア。南フランスの別荘で一緒に過ごしたジュリーとは違う。???
これは一体どういうこと?ジュリーとは何者?彼女の空想の創造物?それとも…
なんとも謎の多い映画であった。

スイミング・プール 無修正版 [DVD]

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