http://blogos.com/theme/galapagos/
発売当初からその先行きが危ぶまれていた商品である。自虐的とも言えるネーミングだけが先行していた。必死で打ち消してい入るけれど、もはやこのマーケットにシャープが加わって音頭を取るということはできないと思う。
それにしても酷い端末だったと思う。この機種を開発して商品にするためにはコストが掛かり、そういう意味での価格は妥当なところかもしれないが、安く作る努力も見られなかったし、ハナから世界のマーケットを見ずに、国内で美味しく稼げればいいというノリだった。
日本には日本の文化があり、世界標準と違った所でヒットしたりするものはあるが、そのためにはもっと独自性を出さないといけないし、商品自体に革命的な魅力がなければ…。何から何まで中途半端だったということだろう。
PCからの撤退、ザウルスというPDAも終息。こういう分野は得意中の得意だったという自負はあったのかもしれないが、時代の潮流に乗りきれず、自滅したんだろうなあ。
