悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

歩道を疾走する自転車

最近は殆ど載っていないので自転車乗りを名乗る資格はないかもしれないが、私もたまには自転車に乗って遠出したりするのである。今の職場には電車での通勤だが、駅から職場までがかなり距離があり、その歩道を自転車が結構な速度で走っている。もちろん車道で失踪している自転車も多いが、いわゆるママチャリはほとんど歩道を走る。ママチャリは本当はとっても便利な乗り物だと思うときがある。どんな格好でも乗れるし、仕事のかばんだってかごに入る。止めるときにも鍵はかけやすいし、スタンドもしっかりしているのである。難点は重いこと、走りが悪いことだが、そこさえ我慢できれば最強である。ともあれ、こんな便利なママチャリはほとんど意識されることもなくただの道具として冷遇されている。
話はそれてしまったが、歩道で自転車が走るのも昨今の道路事情からすれば仕方が無いかなとも思う。朝のラッシュ時に車道で走るのはほんとうに怖いもんだと思う。速度も出て、ヘルメットも着用して走るスポーツ自転車なら車道で走るのがあたりまえだと思うが、それ以外はやっぱり歩道ということになると思う。しかし、通勤時に横をすり抜けるように疾走する自転車は怖い。かばんを肩から下げているが、平気ではねとばしていくような輩も多い。何とかならないもんだろうか。

以前の職場では自転車で通勤していた時もあった。片道10キロ。結構な距離である。通勤にはクロスバイク。肩からかばんを下げて足にはパンツプロテクターをして漕いでいた。ヘルメットを着用していた時もあったが、いつしかノーヘルで。基本的には車道しか走らなかった。歩道は歩行者がいるのでその速度に合わせるのが大変だったし、段差がおおく、走りにくいのである。
今も軽快に乗っている自転車を見ると羨ましくもあるが、きっと乗ってみると汗だくだろうと思う。電車で通勤して、駅から長い距離を歩くだけでも相当汗だくなのに、自転車だとそれどころではない。スポーツ自転車は測度も出るが、エンジンは同じなのである。こういう自転車にのるとママチャリのようなチンタラした走り方はできないので、やっぱりちょっと気合を入れた走りになってしまう。それがいいのだけどね。

先日見かけた女性が格好いいロードと自転車専用ウェアに身を包んでいた。よく見るとCOLNAGOである。あこがれのブランド車である。カーボンバイクや海外ブランドになると30万円くらいからになるのではないか。本当に高嶺の花である。私の乗っている手頃なクロスバイクでも6万くらいした。あの頃は思い切って買ったが、実際はもう少しけちって5万以下で購入するつもりだった。まあ、でも6万以上使っても、納得の行くクロスバイクにしてよかったとも思っている。
涼しくなってきたら、休みの日にはちょっと出ていこうかな。

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