これは恐竜を愛してやまない方々にとっては非常にショッキングなニュースではなかろうか。
かくいう私も子供の頃、一番好きな恐竜と言われれば、トリケラトプスだったように思う。ティラノサウルスは手が小さくてみっともないし、肉食獣だし。その点トリケラトプスは草食獣ながら、肉食獣と対等に渡り合う、(あのツノと盾のような襟飾りで?)というイメージが強く、たぶんそれは現在の子供たちも持っているイメージだと思うので、そういった点が人気のある恐竜だったと思う。
映画ジュラシック・パークでもグラント博士が「一番好きな恐竜」と言っているし、「たたかえトリケラトプス」の著者黒川みつひろ氏だってきっとそうだと思う。
トリケラトプスとティラノサウルスの戦いはいろんな図鑑や恐竜の本でさんざん描かれた構図であり、こういうものの影響を受けて、あるいはこういう本に毒されて?そう思うようになったのかもしれない。
こんな人気のあるトリケラトプスがいなかったことになるなんて、また一つ夢が消えていったような気がしてとても残念。
黒川みつひろ氏の「たたかえトリケラトプスシリーズ」はどうなるんだろう?
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たたかえ「恐竜」トリケラトプス―旅立ち前夜の巻 (恐竜の大陸)
- 作者: 黒川みつひろ
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 1992/06/01
- メディア: 大型本
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