韓国、テグで行われている世界陸上。注目のウサイン・ボルトがまさかの決勝でフライング失格。私が幼い頃はフライングは３回までOKだったと思うが、いつから一発アウトになったんだろうか。まあ、これくらいしないとフライングが多すぎて競技が円滑に進まないということもあったんだろうけど、主役中の主役がこれでは開催側としてはしらけているだろうな。決勝までが完璧すぎるというか圧倒的な力の差があっただけに、フライングするほど気負わなくても優勝は間違いないものと思われたが、世界記録によるボーネス契約などがあったんだろうか？ちょっと焦りのようなものがあったと思う。残念である。
400メートル走に出場したオスカー・ピストリウスもすごいもんだ。記録もさることながら、両足がなく、パラリンピック出場者のオリンピック出場である。ただ、彼の出場にはいろいろと問題も多く、今後はきちんとしたルール作りをした上で出場資格が決まってくるのではないか。義足で走るということ自体すごいことだが、義足の進歩というものはすごいらしく、健常者のタイムを抜き去るとも言われているし、競技を見た素人の感想としても、それは間違いないようにも思える。400ｍという距離で後半のスピードの伸びが半端なく、これは問題と素人ながらにも思ってしまう。ただ、だれにでも使いこなせるシロモノではないらしい。しかも、ピストリウスの義足は協議開始当時からそれほど進化しておらず、記録が伸びているのは彼の努力の賜物という評価もある。いずれにしてもすごい人物だとは思う。
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