ロボコップシリーズ3作目。
1作目のようなエグいシーンはなく、家族で鑑賞できるファミリー映画となってしまった感がある。
ハイテク企業のオムニ社が日本の会社に吸収され、デトロイトは実質日本の支配するところとなったというのがなんとも時代を感じさせてしまう。あの当時日本はバブルでお金の力にモノを言わせ、アメリカの誇りを偉く傷つけたということがわかる。
映画自体は可もなく不可もなく、頭を空っぽにしてもみられる映画。映像は今の映画を見ているひとにはチープにしか見えないけれど、一応それなりの雰囲気はある。
飛んで来るたまを手でつかんだり擦ることのできるロボコップだが、日本から送り込まれたハイテク忍者オートもには手も足も出ない。スピード感が違いすぎる。あのロボって的な(ロボッただが)動きでは忍者は捉え切れないはず。鉄砲の弾に反応できるくせになあ。
最後になってようやく空をとぶロボコップとなって悪者達を一掃する。映画のCMでは「今度のロボコップは空をとぶ」という風に言われていただけに、最後の最後までそういう美味しいシーンを残しておいたとも言えるけど、もはやロボコップじゃなく兵器。
1作目はエグさがすごいけど、出来はやっぱりいいなあ。2作目はまずまず、3作目もまあこんなもん。2作目のほうが好きかな?
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
- 発売日: 2006/06/17
- メディア: DVD
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (6件) を見る