悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

野球観戦 京セラドーム大阪

昨日は、友人とかなり久しぶりの野球観戦である。カードはオリックスVS西武。どちらのファンでもない。特に贔屓選手もいないが、プロ野球観戦という名目の飲み会みたいなものである。
友人との付き合いは私の数少ない友人の中で最も長い。40年に及ぶ。小学校1年の時の出会いからである。幼い頃、特に小学1年2年の頃は必ず連れ立って帰るくらいの仲の良さで、友人のいない学校や生活というのは今から思うと考えられないほどだと思う。
中学に入りクラスは一緒になることはなかった。高校では学校も違い、大学、就職と全く違った人生を歩んでいくが、不思議なものであんまり合うことがなかったこの時期でも親友であったことに変わりはないと自分では思っている。
そんな親友との野球観戦&飲み会である。幼い頃一緒に入った南海ホークス子供の会。南海沿線に住む私たちにとって、最も身近な野球チームであった南海。当時のスターは野村克也。大型トレードで移籍してきた江夏。ライバルの近鉄が復刻版のユニフォームということで、この日は試合を行っていた。
阪神にいた岡田はすでにオリックスの顔であり、今のユニフォーム姿は馴染んでいるが、近鉄時代のユニフォームは違和感があった。スタジアムに流れる応援歌も昭和臭が漂う。野球も若者だけでなく、我々おっさん連中のノスタルジーを刺激することを考えてくれているようである。
子供の頃見た大阪球場と比べてこの京セラドームはすばらしい。なんといっても球場全体が空調が効いていいる。明るさも丁度よい。快適極まりない。こんなところで野球ができるというのは本当に幸せなことだと思う。ただ、誰でもプロになれるわけでもなく、プロ野球選手になることは東大を卒業するよりも難しい。ましてや1軍のレギュラーとなるとその中でも優れたエリート、キャリア組というところか?
そんな話題を交わしながらお酒を飲む。タバコの煙のきつい居酒屋よりもはるかに居心地はよく、楽しいひとときでああった。
試合?内容は盛り上がらなかった。地味でポイントとなるところもあまりない試合。西武の中村やオリックスT-岡田の一発というような華やかなものがあればいいが、攻撃がイマイチな試合、とはいえ行き詰まる投手戦でもない、そんな微妙な試合だった。

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