悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ドライバのアップデート

パソコンを使用していると何かと不具合に遭遇する。そういや今日は水曜日、恒例のマイクロソフト様のアップデートの日である。で、また何がしかの不具合が出たりして…。あるいは改善されたりとか。
そもそも商品として完璧なものはないが、通常のものであればとりあえず機能はする。しかしパソコンという商品は突然使えなくなる、使えていた機能が使えなくなるということもザラである。
初期に出荷したものも動かない中途半端な状態で出荷したということはないはず。そうであればそのメーカーは本当にひどい。やはりテストを経て、きちんと動作するということを確認した上で出荷しているはずだ。しかしアップデートを繰り返すうちに、ある機能がおかしくなったり不安定になったりする。昔のPCではネット関係よりもまずビデオドライバがそうだった。どんなビデオカードでもVGAでは出力できるが、高解像度のフルカラーとなるとドライバの作りが悪いときちんと映らないということがあった。力量のある人は自分でドライバを改良して使っていたらしい。
話がそれたが、今のように度々Windowsのシステムがアップデートで改変されていくと、ドライバなどもそれに合わせて変えていかないと非常に不安定になる。特に無線LANなどはそれが顕著なようである。もちろん今でもビデオ関係もシビアに影響している。マイクロソフトも基準というか各メーカーにガイドラインのようなものを出してそれに沿ってドライバを作るように入っていると思うが、きちんと動くかどうかの検証まではしていない。そもそも組み合わせが無限大にあるのでそんなことできない。
完全なOSをつくってもすぐにセキュリティ上の問題をツツカレ、それに対応=Update。そうしているうちにアップデートの更新が積み重なり、サービスパックへと進化(笑)。当初のOSとはかなり違った状態になる。当然もとのOSをもとにつくっていたドライバにも影響し、動作が不安定、もしくは動かないといったことも起こりうる。もちろんソフトウェアだってそうなる可能性もある。マイクロソフトもOSをの下で動作するソフトウェアもどんどんアップデートしていくのでどの状態が一番いいのかなんて本当にわからない。

ドライバのアップデートもメーカーによって様々。非常に簡単にできるものもあれば、メーカー独自のユーティリティやランチャーなどにも影響するので、そちらも変更、あるいはアンインストールなどの作業が伴う場合もある。もはやパソコン初心者では手に負えない。自作機と違い、インターネットでドライバなどを勝手に探してくる必要はないが、対応する気のないメーカーだと本当に使えないまま放置されていたりして…。困ったもんである。
やっぱりトラブルのことを考えると、自作系のマシンが一番安定していると思う。トラブルの対処を勉強するにも一番いいかもしれない。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.